メットライフ生命 一時払終身保険に円建2プラン追加 金融機関に加え直販と代理店チャネルでも販売
メットライフ生命は昨年12月2日から、利率変動型一時払終身保険「ビーウィズユープラスⅡ」に、円建の「健康告知あり」「健康告知なし」の両プランを追加し、既存の米ドル建プランと合わせ、営業社員による直販および代理店チャネルで販売を開始した(金融機関代理店チャネルでは昨年7月1日に先行して販売開始)。
「ビーウィズユープラスⅡ」の正式名称は、利率変動型一時払終身保険(Ⅰ型24)/利率変動型一時払終身保険(Ⅱ型24)/利率変動型一時払終身保険(米ドル建16)/利率変動型一時払終身保険(米ドル建21)。2016年に米ドル建の一時払終身保険として発売以来、一生涯の保障と資産形成機能を兼ね備えた商品として好評を得ているという。21年には従来の「健康告知あり」プランに加えて「健康告知なし」プランを新設している。
今回は円金利が上昇傾向であることなどから、円建の「健康告知あり」「健康告知なし」の2プランをラインアップに追加したもので、円または米ドルの通貨ごとに健康告知の有無を顧客のニーズに合わせて選択できるようにした。
「ビーウィズユープラスⅡ」は「健康告知あり」プランの場合、運用通貨建で契約後すぐに一時払保険料を上回る一生涯の保障を確保でき、死亡・高度障害保険金に最低保証がある。同「健康告知なし」プランの場合は、運用通貨建で契約の3年後(米ドル建は1年後)から、一時払保険料を上回る一生涯の保障を確保でき、死亡保険金に最低保証がある。全プランとも、契約更改時の基準利率によっては保障の上乗せが期待できる。
円建の「健康告知あり」プラン(利率変動型一時払終身保険(Ⅰ型24))の場合、死亡・高度障害保険金は、①基本保険金額および増加保険金額の合計額②解約返戻金相当額のうちいずれか大きい金額を支払う。契約者の年齢範囲は0歳~満100歳で被保険者の年齢範囲は0歳~満85歳。基準利率保証期間は、契約時が被保険者年齢満75歳以下の場合30年、同満75歳以上の場合15年で、更改時は15年。基本保険金額の最高金額は金融機関代理店で10億円、営業社員・保険代理店で5億円。一時払保険料は500万円以上。
円建の「健康告知なし」プラン(利率変動型一時払終身保険(Ⅱ型24))の場合は、死亡保険金を第1保険期間中(契約日から3年間)は、①積立金相当額②解約返戻金相当額のうちいずれか大きい金額を支払う。第2保険期間中(契約日の3年後の契約応当日以後)は、①基本保険金額および増加保険金額の合計額②解約返戻金相当額のうちいずれか大きい金額を支払う。契約者の年齢範囲は0歳~満100歳で被保険者の年齢範囲は満40歳~満85歳。基準利率保証期間と基本保険金額の最高金額は「健康告知あり」プランと同じで一時払保険料も500万円以上と同じ。
東京海上日動あんしん生命は、2024年度に若手社員が中心となって立ち上げた「あんしん生命の未来を創るぞ!」プロジェクトが順調に進んできた。同社では、これまでも「お客様本位で革新的な生命保険事業」を掲げて「お客さまへの価値提供」に取り組んできたが、社員の考えや自由な発想を会社の意思決定に生かし、さらなる成長を実現させようとプロジェクトが設置された。話し合った内容を直接経営陣に提言する予定でスタートし、実際に、24年10月に全役員に対して提言を行った。提言の内容は、今後の会社の施策に生かされる。
同プロジェクトは、人事総務部が中心となってスタートさせた。プロジェクトのメンバーについては、部門を問わず担当者と若年時の管理職として公募制にしたという。「あんしん生命をもっと元気な会社にしたい」「自分の意見を会社の方針に反映させたい」といった高いモチベーションを持った社員を中心に全国各地から総勢39人が参加した。
開催の頻度は毎週または隔週で、1~2時間の会議をオンラインで開催し、節目では集合形式で実施した。メンバーが全国から参加しているという状況を踏まえて、リアルとデジタルを使い分けるなど進行方法にも工夫を凝らしたという。
プロジェクトでは、「営業・販売」「事務」「組織風土」の三つのテーマを設けた。具体的には、「営業・販売」の
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