AIG損保 支払要件・補償内容をより分かりやすく 「環境汚染賠償責任保険」を改定
AIG損保は、「環境汚染賠償責任保険」の改定(2025年2月1日始期以降適用)を実施した。主な改定ポイントは、「汚染浄化費用の保険金支払要件(トリガー)」と「汚染浄化費用の補償内容」について、環境汚染事故の発生から収束までの各フェーズでの保険金の支払いプロセスがより分かりやすくなるよう約款を変更した点。
AIG損保の「環境汚染賠償責任保険」は、突発的に発生した環境汚染に加えて、長期にわたって拡大した環境汚染に起因する第三者賠償事故や汚染浄化費用を補償する商品。AIGの海外の知見を生かした分かりやすく柔軟な補償内容で、ニーズに合わせて特約を付保できる。また、原則として、告知書のみで引受可能、現地調査も不要となっている。
この保険は1992年に同社が販売を開始し、30年以上の歴史がある。SDGs/ESG投資に代表される環境保全を意識した経営(環境経営)への取り組みが要請される中、ニーズが高まっており、保険料ベースで24年度は前年比15%増となっている。
同社企業賠償保険部シニアアンダーライター環境保険統括の城智宏氏は、最近の状況について、「消防庁の統計データによると、設備の老朽化・人材不足などに伴い、危険物の流出事故は年間400件
続きは新聞でお読みください。

「われわれは損保会社として事故の際に保険金をお支払いすることはもちろんだが、それ以前のところ、自転車事故で言えば、自転車用ヘルメットを普及させて、少しでも悲惨な事故を減らすことが果たすべき使命だと考えている。そのために、神奈川県で最もブランド力があり、またヘルメットとも親和性の高い横浜DeNAベイスターズに協業をご提案し、賛同を頂いたことから、今回の契約の締結に至った」と述べた上で、この協業を最大限に生かし、神奈川県の社会課題の解決と暮らしやすい街づくりの実現を目指していきたいと結んだ。
パートナー契約による具体的な取り組みとしては、今後、両社のロゴの入ったオリジナルデザインの自転車用ヘルメットの配布等を予定しており、横浜スタジアム主催のプロ野球オープン戦、横浜DeNAベイスターズが未就学児や小学校低学年に対して行っている野球振興活動「やきゅうみらいアクション」での配布などが計画されているという。
記者発表会ではこの他、三井住友海上神奈川支店長の石井徹氏、横浜DeNAベイスターズ取締役ビジネス統括本部執行役員の林裕幸氏、同じく横浜DeNAベイスターズビジネス統括本部の清水建人氏がパートナー契約に当たっての抱負を述べた。石井氏は、「皆さんご存知の通り、自転車の交通事故は年々増加しており、神奈川県にとどまらず、全国的な課題となっている。当社は『安心と安
(2週間無料でお試しいただけます)
