第一生命HDと米PFIが戦略的業務提携 ネオファースト商品をプルデンシャルで販売 プライベートアセットクラスで運用協業も
第一生命ホールディングスと米国の Prudential Financial,Inc. (以下、PFI)は1月24日、戦略的かつ包括的パートナーシップを目的とした覚書を締結したと発表した。第一生命HDは、この戦略的業務提携は、国内における生命保険商品の販売や資産運用での協業をスコープとして、両社の強みを生かしていくことにより「グローバルトップティアに伍(ご)する保険グループ」を目指す第一生命グループにとって、新たな持続的成長機会を創出することが目的―としている。
PFIは、米国、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカに展開するグローバルな金融サービス企業で、2024年9月30日時点で約1.6兆ドルの運用資産を有しており、積極的なグローバル投資マネージャーとして、資産運用や保険、リタイアメントマーケットに関連する幅広い金融商品とサービスを提供している。創業から約150年の歴史を持ち、その象徴的な「ロック」のシンボルによって、強さ、安定性、専門知識、革新を表現しているという。
今回の戦略的業務提携は、①国内における生命保険商品の販売②プライベートアセットクラスにおける資産運用力の強化―が目的で、①の国内の生命保険商品の販売については、第一生
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従来の損保代理店では、新しい商品が販売されるとその商品だけを顧客に勧める、「商品売り」のような手法になることが多かった。今回われわれが目指したのは商品売りではなく、企業経営に関するさまざまなリスクの情報提供を行い、その上で経営者の関心事を深掘りして、課題解決の手段として保険商品を案内するということ。業務災害補償保険がなぜ必要なのかということを顧客にしっかりと理解してもらうことを何より重視した。
――具体的な研修内容は。
研修は講義・ロールプレイング・検定(実践)の構成で、初回の講義はウェブで行う。講義の約1カ月後に、当社の宿泊研修施設で2日間泊まり込みのロールプレイング研修を行い、またその約1カ月後に、再度泊まり込みで同様の研修を行う。最後にウェブで外部講師の検定を受けてもらう。
緒方 この研修はこれまで2度開催したが、シナリオを覚えてくる人と覚えてこない人がいた。覚えてこない人も初日はシナリオを見ながら参加するが、2日目には大半が暗記して臨んでいる。
岩田 シナリオではまず、代理店の募集人に、自分たちの役割やこれから行いたいことを顧客に伝え、自社の「経営理念」を紹介するところから入る。そして、「自分たちは保険の手続きをするだけではなくて、顧客の心配事を解決するソリューションを用意している」と伝えてもらう。その際には
(2週間無料でお試しいただけます)
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