明治安田生命グループ 24年度第3四半期決算 グループ基礎利益273億円増の3774億円に 業績見通しを「増収」「増益」に引き上げ
明治安田生命が2月13日に発表した同グループの2024年度第3四半期決算によると、連結損益計算書上の保険料等収入を示すグループ保険料は、スタンコープ社におけるエレバンス社の団体保険事業買収による増収を主因に、前年同期比136億円(0.5%)増の2兆5303億円となった。グループ基礎利益は、明治安田生命単体の増加を主因に同273億円(7.8%)増の3774億円を示した。24年度の業績見通しは上半期報告時のグループ保険料「増収」、グループ基礎利益「減益」の見通しから、「増収」「増益」に引き上げた。
明治安田生命グループ連結の経常収益は、前年同期比6.1%増の4兆1759億円、経常費用は同6.7%増の4兆291億円、経常利益は同6.6%減の1467億円、四半期純剰余は同6.4%減の1066億円となった。
再保険収入を除いたグループ保険料は前年同期比0.6%増の2兆5241億円で、そのうち明治安田生命単体は同0.9%増の2兆836億円、海外保険事業等は同8.0%増の4405億円、米スタンコープ社は同8.0%増の4084億円だった。
連結ソルベンシー・マージン比率は、前年度末から7.8ポイント上昇して1056.7%。
明治安田生命単
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