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ホーム ニュースヘッドライン 2025年03月 FWD生命 優良体料率を見直し範囲を拡大 「FWD医療Ⅱ」を発売 不妊治療の保障も新設

FWD生命 優良体料率を見直し範囲を拡大 「FWD医療Ⅱ」を発売 不妊治療の保障も新設

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 FWD生命は3月2日から、医療保険「FWD医療Ⅱ」を発売した。顧客の多様化するニーズにあわせて自由設計できる医療保険で、基本の入院保障に加え3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)や、骨折・熱中症のような日常生活でのリスク、さらに女性疾病に手厚く備えることが可能で不妊治療もサポートする。また、優良体保険料率の見直しや、少ない質問項目で申し込みができる「FWDらくらく告知」に対応した。

 主契約の入院給付金は日帰り入院から保障の対象で、支払限度の型は30日型、60日型、120日型―の3種類から選択可能。疾病・災害それぞれ通算1095日が支払限度だが、特定3大疾病・骨折入院延長特則を付加することで、特定3大疾病での疾病入院給付金の支払日数を無制限に、骨折での災害入院給付金の支払日数を入院1回につき1095日まで延長できる。手術給付金は1型(保障なし)、2型、3型から選択可能で、給付倍率は3型の場合で最高60倍、支払回数は無制限となっている。そのほか病気やケガで所定の放射線治療を受けたときに放射線治療給付金、所定の骨髄移植術または臓器移植術を受けたときに移植術給付金、責任開始日から1年経過後に所定の骨髄幹細胞の採取術を受けたときに骨髄ドナー給付金を保障。
 「特定3大疾病給付金特約Ⅲ」は、3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)により所定の状態に該当したときに一時金を支払うもので、脳血管疾患の後遺症が継続したときのリハビリ費用もサポートする。保障範囲の型は1型と2型から選択。
 がん治療の保障では、「がん診断給付金特約Ⅱ」でがんと診断確定されたとき(再発・転移含む)や、がんにより所定の入院や通院をしたときに一時金を支払う。「抗がん剤治療給付金特約Ⅱ」は公的医療保険制度対象の所定の抗がん剤・ホルモン剤治療を保障(再発予防目的を含む)。「自由診療抗がん剤治療特約(医療)Ⅱ」は、自由診療・患者申出療養で所定の抗がん剤・ホルモン剤治療を受けたとき、通算1億円まで薬剤料と同額を支払う。
 女性疾病については、「女性総合医療特約Ⅱ」で保障する。所定の女性疾病により入院したとき、主契約の疾病入院給付金に加えて、女性疾病入院給付金を支払う。がんや妊娠・出産にかかわる症状等での入院の場合は日数無制限で保障。手術給付金では、乳がん・卵巣がんの罹患リスク低減のための手術も保障する。乳房再建術給付金、がん外見ケア給付金の保障もある。また、特約の責任開始日から2年経過後に、妊娠を直接の目的として所定の不妊治療(体外受精・顕微授精の治療過程における採卵または胚移植のいずれかの施術。人工授精等は含まない)を受けたとき、通算で6回まで女性特定不妊治療給付金を支払う(業界初、2025年2月FWD生命調べ)。
 その他、所定の骨折での治療や、熱中症での点滴治療を受けたときに給付金を支払う「特定損傷特約Ⅱ」、所定の障害状態または要介護状態になったときに有期年金を毎月支払う「生活支援特約」、所定のメンタル障害状態になったとき、年金や一時金を支払う「メンタル障害支援特約」―などがある。
 また、優良体保険料率の適用基準の見直しを図り、▽健康状態が良好であること▽血圧値が最大血圧140mmHg未満、最小血圧90mmHg未満の範囲内であること▽BMIの値が「18~27」の範囲内であること▽過去1年以内に喫煙していないこと―が新たな適用基準となった。健康診断以外の数値も利用可能で、健康診断や人間ドックを受診していない人も含めてより多くの顧客が優良体保険料率で申し込みができるようにした。
 契約例は、主契約(本則)5000円(入院給付金の支払限度の型:60日型/手術給付金等の給付倍率の型3型)、保険期間・保険料払込期間:終身、保険料払込方法:月払(口座振替扱)の契約で、35歳男性の標準体保険料率は1738円、優良体保険料率は1288円で25.8%割安となる。同女性で標準体保険料率1632円、優良体保険料率は1265円で22.4%割安となる。
 「FWDらくらく告知」は、所定の条件を満たす場合に、少ない質問項目で申し込みができるもの。契約年齢範囲が18歳から44歳までであること、健康診断・人間ドックを2年連続で受診(直近の受診は15カ月以内)していること、生活支援特約の付加がないこと、ペーパーレスシステム、モバイル・ペーパーレスシステム申し込みであること―が利用可能な条件。同社の収入保障保険「FWD収入保障」申し込みの際にも利用可能(契約年齢20歳から44歳)。

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