ペッツファースト&グレイス少短設立 補償範囲広く補償割合高い商品 ペッツファーストほけん販売開始 アニポスアプリで保険金請求可能
ペッツファーストホールディングス㈱がペッツファースト&グレイス少額短期保険㈱(東京都目黒区、代表取締役会長:宮﨑清、代表取締役社長:武藤正典)を設立し、2月27日から少額短期保険業の営業を開始した。販売を開始したペット保険(愛称:ペッツファーストほけん)プラン100は、ペットオーナーの自己負担を軽くするために補償割合を100%とし通院・入院・手術の利用回数や日数に制限を設けず、年間の利用限度額を180万円と大きく設定しているのが特徴。アニポス社が提供するアニポスアプリサービスを導入し、動物病院で発行された明細書を撮影、入力など数ステップで簡単にペット保険金請求を行うことができる。
ペッツファーストグループは、ペット販売からアフターサポート・動物病院などのペットの生涯に寄り添うペットの総合企業を目指しており、国内獣医大学と難病に対する共同研究を行うなどさまざまな取り組みを行っている。動物病院事業やペットサロン事業、老犬ホーム事業など幅広いペット関連事業を展開することで、ペットを安心して迎える体制を整えるとともに、販売したペットの生涯に責任を持ち、豊かなペットライフとなるようサポートしている。
ペットの病気やケガに対する医療は高度化するとともに治療費は高額化の傾向にある。同グループは、ペットオーナーが安心で豊かなペットライフを送り続けるためには、ペットの医療費補償であるペット保険へのニーズがますます高まり、欠かせないものとなると考え、すべてのペットオーナーとペットに社名に冠したグレイス(優しい)な思いで寄り添うこと目指し、今回、ペッツファースト&グレイス少短の設立に至ったとしている。
ペッツファースト&グレイス少短が提供するペット保険は①プラン100と②プラン70α―の二つの補償プランから選択可能。
①プラン100の補償割合は保険期間中は100%で、通院保険金支払限度額は1日あたり2万円まで、入院保険金支払限度額は1日あたり3万円まで、手術保険金支払限度額は1回あたり50万円まで。年間支払限度額は180万円となっている。
②プラン70αの第1保険期間(加入後1カ月目)補償割合は100%、通院保険金支払限度額は1日あたり2万円まで、入院保険金支払限度額は1日あたり3万円まで、手術保険金支払限度額は1回あたり50万円まで。第2保険期間(2~12カ月目)の補償割合は70%、通院保険金支払限度額は1日あたり1万4000円まで、入院保険金支払限度額は1日あたり2万1000円まで、手術保険金支払限度額は1回あたり35万円まで。年間支払限度額は第1保険期間、第2保険期間ともに126万円となる。
保険期間は1年間で2年目以降は自動的に継続となる。年間支払限度額以内であれば、通院・入院・手術の支払いの日数・回数の制限はなく、高額な医療にも対応可能だ。一般的なペット保険は加入後に待期期間があるものもあるが、同保険はペットを購入した店舗で手続きした場合は、手続当日から保険に加入することができる。
ペッツファースト&グレイス少短は、動物病院も運営する同社グループが保険の開発・販売を行うことで、ペットの傷病データや医療データを将来の傷病予防や治療技術の革新に活用し、獣医療の発展にも貢献したいとしており、ペット販売とアフターサポート、そしてペット保険が相互連携することで、顧客に一層安心で豊かなペットライフを提供できるよう、グループ一丸となりまい進していくとしている。
ペッツファースト&グレイス少額短期保険の会社概要は次の通り。
▽会社名:ペッツファースト&グレイス少額短期保険株式会社
▽所在地:東京都目黒区目黒一丁目24番12
▽事業内容:関東財務局長(少額短期保険)第118号(登録年月日:2025年1月14日)
▽資本金:3億5250万円
▽主要株主:ペッツファーストホールディングス株式会社
損保協会は2月25日、東京都千代田区の損保会館で「企業向けリスクマネジメントセミナー」を開催した。当日は「持続的成長に向けたリスクテイク・リスクマネジメントと政策動向」をテーマに、経済産業省の担当者による講演を実施した他、企業のリスクマネジメントに携わる3人の実務者によるパネルディスカッションを実施。保険代理店を含む一般企業からの参加者、約200人が参加した。
冒頭、同協会企画部会長の中條裕太氏(東京海上日動)が開会のあいさつを行い、損保業界としてはこれまで、企業にとってのリスクマネジメント、また、その中で損害保険が果たすべき役割、および企業に届けるべき保険本来の価値などに関する情報を世間に十分に伝えることができていなかったとの見解を示した。
加えて、政策保有株式や過度な便宜供与など、リスクマネジメントの本質からは外れたところで業界内で競争をしてきてしまったという深い反省の念があると述べ、こうした反省を踏まえ、保険本来の価値を広く一般企業に伝えるための基礎的なツールとして、損保協会が昨年7月にリーフレット「リスクマネジメントと損害保険」を発行したと紹介した。また、今回のセミナーはこれに続く取り組みだと説明し、「本セミナーが、皆さまの今後のリスクマネジメント高度化への一助となることを願う」と結んだ。
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