生保各社24年度第3四半期決算 保険料等収入は4%増32兆円に、利配収入増で基礎利益は増収基調
生保各社の2024年度第3四半期決算がまとまった。個人保険・個人年金保険計の新契約年換算保険料は、全社計で前年比5.4%増の1兆9554億円(生保協会集計:3月17日掲載)を示したが、伸び率は第2四半期からは後退した。保険料等収入(生保協会集計)は、同4.4%増の32兆7195億円となっている。個人保険・個人年金保険計の保有契約年換算保険料(生保協会集計)は、上半期末の前年実績割れから同1.6%増の28兆4796億円と実績を上回った。利配収入の好調等によって基礎利益は、当期100億円以上の25社中、15社が前年実績を上回っている。日本生命、明治安田生命、第一生命、T&D保険グループで、グループの通期業績見通しを上方修正している。(本日4~6面に生保協会会員各社の業績詳細(本紙調査)を掲載)
日本生命グループの保険料等収入とその他経常収益の合計を示す保険・サービス収益は、日本生命の金融機関窓販チャネルの減少や大樹生命、ニッセイ・ウェルス生命の減少により前年同期比5.6%減の6兆2526億円だった。うち保険料等収入は同8.6%減の5兆8816億円。グループ基礎利益は日本生命、ニッセイ・ウェルス生命の利息及び配当金等収入の増加を主因に同43
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生保各社24年度第3四半期決算 保険料等収入は4%増32兆円に
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生保各社の24年度第3四半期業績 その1
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生保各社の24年度第3四半期業績 その3
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