富国生命 貯蓄性高め予定利率を年1.50%に 一時払終身保険「グッとアップ」発売 「未来のとびら」終身特約等の予定利率も改定
富国生命は4月1日から、一時払終身保険の新商品「グッとアップ」(正式名称:一時払終身保険(有配当・告知不要型))の販売を開始した。同社では2016年2月の日本銀行によるマイナス金利政策導入を受けて、同年7月以降一時払商品の自社引受けを休止していたが、国内金利が上昇基調にあることや一時払商品による資産形成へのニーズが根強いことなどを踏まえ、約9年ぶりに引受けを再開。また、4月2日からは、主力商品の「未来のとびら」(特約組立型総合保険(有配当2022))に付加する特約である「終身保険特約(2022)」および「介護保障特約〈終身型〉(2022)」で予定利率の引上げによる保険料率の改定も実施。23年4月の学資保険、24年4月の個人年金保険に続く平準払商品の予定利率引上げとなり、終身保障タイプの商品としては40年ぶりとなる。
「グッとアップ」は、円建・利率固定型の一時払商品で、将来の解約払戻金が加入時に確定する仕組みによる安定的な資産形成機能に加えて、死亡保障を抑えた商品設計と戦略的な予定利率の設定による高い貯蓄性を備えたもの。加入後に解約払戻金を原資として介護終身年金等の支払に移行できる「柔軟性の高さ」と、加入時の告知を不要とする「間口の広さ」により、顧客の多様なニーズへの対応を可能にした商品だ。
同商品は一般的な一時払終身保険よりも死亡保障を抑え、予定利率を年1.50%に設定し貯蓄性を高めている。加入時の一時払保険料を基本保険金額としており、契約日から3年で解約払戻金が一時払保険料を上回る仕組み。死亡保険金は、死亡時の責任準備金と基本保険金額のいずれか大きい金額となる。災害死亡保険金の場合は死亡保険金支払額の1.05倍の金額となる。また、加入の1年後から配当金を支払う毎年配当タイプの保険のため、加入後金利が上昇した場合には、利差配当による返戻率のさらなる向上が期待できる。
また、契約日から3年経過時以後に、死亡保障に代えて、その時点の解約払戻金を年金原資として、介護終身年金または年金の支払いへ移行することができる。介護終身年金支払への移行は、被保険者が公的介護保険制度の要介護2以上と認定されている場合に可能で、年金の種類は、保証期間付終身年金(保証期間は5年・10年)または保証金額付終身年金のいずれかを選択する。年金支払への移行については、年金の種類は確定年金(年金支払期間は10年・15年)、年金支払期間中に死亡した場合は、年金支払期間中の未払年金の現価を支払う。
契約年齢範囲は15歳から80歳で加入時の告知は不要。最低基本保険金額は80万円。
基本保険金額(一時払保険料)1000万円の場合、解約返戻金は、経過年数1年後50歳男性975.3万円、同女性975.3万円、70歳男性974.9万円、同女性975.1万円。経過年数3年後50歳男性1000.5万円、同女性1000.6万円、70歳男性999.6万円、同女性1000.2万円。経過年数10年後50歳男性1094.4万円、同女性1094.5万円、70歳男性1093.1万円、同女性1093.9万円。経過年数20年後50歳男性1243.7万円、同女性1244.1万円、70歳男性1240.2万円、同女性1242.3万円。経過年数30年後、50歳男性1413.0万円、同女性1413.8万円、70歳男性1402.7万円、同女性1408.4万円―。
富国生命では、「少子化の進展や平均寿命の延伸といった社会構造の変化を背景として、将来の資産形成に対する消費者の関心が高まっている。また、NISAの拡充をはじめとして貯蓄から投資へのシフトが進む中にあっても、元本確保型商品への需要は根強く、国内金利が上昇基調にあることからも、円建・利率固定型の一時払商品に対するニーズは今後拡大していくことが想定される。資産形成の目的が万一の場合の遺族保障だけでなく、老後の生活資金や介護等への備えなど多様化していることから、こうしたニーズに的確に応えられる新商品『グッとアップ』の開発に至った」としている。
次に、「未来のとびら」の終身保険特約(2022)および介護保障特約〈終身型〉(2022)の料率改定については、現行0.40%の予定利率を、改定後1.50%(改定幅+1.10%)とし、従来よりも低廉な保険料で一生涯にわたる死亡保障・介護保障を準備することを可能とした。
保険金額100万円、月払、口座振替扱の保険料例は終身保険特約(2022)では、加入年齢25歳、60歳払込満了の場合、男性1842円(改定前2650円、増減率▲30.5%)、女性1726円(改定前2607円、増減率▲33.8%)、加入年齢60歳、70歳払込満了で男性7840円(改定前9441円、増減率▲17%)、女性7235円(改定前9159円、増減率▲21%)―。
介護保障特約〈終身型〉(2022)では加入年齢25歳、60歳払込満了の場合、男性1789円(改定前2725円、増減率▲34.3%)、同女性1740円(2709円、増減率▲35.8%)。加入年齢60歳、70歳払込満了の場合、男性7989円(改定前9876円、増減率▲19.1%)、女性7706円(改定前9739円、増減率▲20.9%)―となる。
損保協会は3月3日、「第26回自動車盗難事故実態調査」の結果を発表した。それによると、2024年は車両本体盗難、車上ねらい(部用品盗難)ともに件数は減少した。車名別盗難ではランドクルーザーが4年連続でワースト1で、車両本体盗難被害の4台に1台以上を占めている。また、埼玉県が12年ぶりに都道府県別車両本体盗難の支払件数ワースト3にランクイン。車両本体盗難の1件あたり支払保険金は23年と比較して約20%上昇した。
損保協会では2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車の車両本体盗難や車上ねらいの実態調査を実施しており、今回が26回目となる。調査期間は22年1月1日から24年12月31日で、損保協会非会員会社を含む損害保険会社21社を対象とした。全国で発生した自動車の車両本体盗難と車上ねらい(部用品盗難含む)事故について、調査期間内に事故が発生し、保険金の支払いを行った事案を対象とした(代車等費用保険金のみ支払った事案なども含む)。
調査対象事案は、24年の車両本体盗難が2499件、同車上ねらい720件、23年の車両本体盗難が2597件、同車上ねらい921件、22年の車両本体盗難が2656件、同車上ねらい971件。
24年は車両本体盗難、車上ねらい(部用品盗難)ともに件数は減少した。車名別盗難状況ワースト1は、4年連続でランド
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