第一生命 個人向け・法人向け新商品2点を発売 「心身サポート」と「プログシード」 メンタル疾病の長期入院も保障 経営者の長期休業リスクに備え
第一生命は3月19日から、必要な保障を組み合わせて一人ひとりに“ぴったり”な保険を提供する「ジャスト」のラインアップの一つとして、新商品「継続入院所得保障保険」(愛称:心身サポート)を発売するとともに、法人向け商品として「生活障害年金定期保険『プログシード』」の販売を開始した。
■継続入院所得保障保険
「継続入院所得保障保険」(正式名称:継続入院所得保障保険(無解約返還金)2025)は、入院が長引いたときの所得の減少をサポートする商品で、病気・けがによる14日以上の継続入院で一時金(入院所得給付金)を支払い、入院が長引いたときの所得の減少への備えを提供する。入院所得保障基本型とメンタル入院所得保障充実型の2種類があり、メンタル入院所得保障充実型では、所定のメンタル疾病で14日以上継続入院した場合、入院所得給付金に加えてメンタル入院所得給付金を支払い、継続入院にも手厚い備えを提供する。「所定のメンタル疾病」は「統合失調症・気分[感情]障害等。認知症・知的障害・パーソナリティ障害等はメンタル入院所得給付金の支払い対象となるメンタル疾病ではない」とされる。
入院所得保障基本型では、病気・けがによる入院が14日以上継続したときに入院所得給付金として、給付金月額×6の金額を支払う。メンタル入院所得保障充実型では、前記の入院所得給付金に加え、所定のメンタル疾病による入院が14日以上継続したときにメンタル入院所得給付金として給付金月額×2の金額を支払う。支払限度はいずれも通算10回まで。契約年齢は15~75歳。保険期間は定期(最長80歳まで)。
メンタル入院所得保障充実型の保険料例として、給付金月額10万円、月払(口座振替扱)、保険料払込免除特約(2018)付加あり、保険期間10年、80歳更新限度の場合、健康診断割引なしで、加入年齢20歳男性で1141円、同女性1413円、30歳男性1585円、同女性1971円、40歳男性2727円、同女性2536円―が示されている。また、健康診断基本割引を適用した場合は、加入年齢20歳男性で1055円、同女性1355円、30歳男性1422円、同女性1884円、40歳男性2319円、同女性2329円となる。
第一生命では、「けがや病気の症状によっては一定期間の入院を要する場合もあり、入院した人のうち約3割が14日以上入院している。また、14日以上の入院をした人の約7割が“所得が減少した”と回答しており、入院による所得の減少は誰にでも起こり得るリスクといえる。また、働けなくなる原因としては、メンタル疾病が全体の35%とその原因の最たるものとなっている。メンタル疾病が原因で働けなくなった場合、所得の減少期間が長く、累計の減少額も大きくなる傾向があるため、より手厚く備える必要がある。本商品はこうした背景を踏まえて発売するもので、「入院による所得減少の実態やメンタル疾病の特性を踏まえた本商品で、働けなくなったときの所得を守る安心を提供するとともに、『ジャスト』商品ラインアップに本商品を加えることで、入院や介護等の費用負担に備える保障と合わせて、より幅広い安心を提供していく」としている。
■生活障害年金定期保険「プログシード」
生活障害年金定期保険「プログシード」(正式名称:生活障害年金定期保険(2018))は、経営者が要介護状態などになったときの長期休業のリスクに備えながら、解約返還金を活用して退職金などの将来資金の準備ができる法人向けの商品。公的介護保険で要介護2以上に認定され、契約時に選択した年金支払期間中に生存している場合に生活障害年金を支払う。また、生活障害年金の支払い前に限り、解約返還金を退職金の原資や、万が一経営状況が悪化した場合の経営安定資金として活用できる(解約した場合、以後の保障はなくなる)。満期年齢を柔軟に設定できるため保障が必要な期間に合わせた設計が可能で、さらに年金額、保険料なども含めた契約者のニーズに合わせたきめ細やかな設計を可能としている。
契約年齢により「障害・介護型」と「介護型」の二つの型がある。
契約年齢20~39歳で契約する「障害・介護型」は、第1回の生活障害年金の支払日前の保険期間中に死亡したときに死亡保険金として1回分の年金額と同額を支払う。また、①【生活障害年金(障害)】:身体障害者福祉法の1級の障害に該当し身体障害者手帳が交付され、年金支払期間中に生存している場合、②【生活障害年金(介護)】:公的介護保険で要介護2以上に該当し認定され、年金支払期間中に生存している場合―のいずれかに該当したとき年金額を支払う(生活障害年金と死亡保険金は重複しては支払わない。生活障害年金は、複数の支払事由に該当しても重複して支払わない)。生活障害年金の支払事由に該当した場合、以後の保険料払込は不要となる。
契約年齢40~70歳で契約する「介護型」は、第1回の生活障害年金の支払日前の保険期間中に死亡したときに死亡保険金として1回分の年金額と同額を支払う。また、公的介護保険で要介護2以上に該当し認定され、年金支払期間中に生存している場合に【生活障害年金(介護)】として年金額を支払う。
契約年齢は20~70歳、保険期間は定期(最長90歳まで)、年金支払期間は5年・10年・15年がある。
保険期間80歳満期、年金額6000万円(5年有期年金)、払込方法が年一括払の場合の保険料例として、加入年齢20歳男性149万9280円、同女性132万2160円、30歳男性188万9460円、同女性164万400円、40歳男性207万2940円、同女性187万3260円、50歳男性289万4940円、同女性260万5680円、60歳男性449万280円、同女性404万8620円が示されている。
第一生命では、「高齢化の進展に伴い、日常生活に支障が出る要介護状態に該当する人は増加傾向にある。また、平均介護期間は5年1カ月と長く、経営者が要介護に該当した場合、長期間経営に携われなくなることが考えられる。その場合、企業の売上高が減少し、それに伴う運転資金の確保が必要となるケースも想定される。こうした背景から本商品を発売する」としている。
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