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第一生命ホールディングス オルタナティブ投資分野の取組みを強化 英国資産運用会社Capulaグループへ追加出資 持分比率15%とし持分法適用会社に

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 第一生命ホールディングスは5月12日、英国の有力オルタナティブ運用会社である Capula Investment Management LLP および Capula Management Limited (以下、両社を合わせてCapula)に対して、約10.3%の追加出資を行うことを決定したと発表した。この5月に出資完了予定で、子会社の第一生命がすでにCapulaの持分を約4.7%保有していることから、今回の出資により第一生命HDおよび第一生命の合計持分は約15%となり、第一生命HDからCapulaにボードメンバーを派遣することで、Capulaは第一生命HDの持分法適用会社となる予定。

 Capulaは共同創業者である Yan Huo 氏および浅井將雄氏により2005年に設立されたオルタナティブ資産運用会社で、24年末の運用資産残高(AUM)は318億米ドル(約4.8兆円)。英国ロンドンに本社を置くほか、日本、米国、香港、シンガポールに拠点を展開、142人の投資プロを含む合計408人の役職員を有する。債券裁定戦略と呼ばれる運用手法(債券市場における相対的な価格差に着目して収益機会を追求する運用戦略)を得意としており、旗艦ファンドである 

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業界の第一線弁護士が保険業法改正に向けた対応で座談会(上)(4―5面)

 改正保険業法案が国会で審議される中、保険業界の実務家らが集い、最新の動向と実務対応について議論するセミナーが開かれた。登壇者からは、法改正に関する具体的なスケジュールや、現場での対応のあり方について、実体験を踏まえた解説が行われた。セミナー冒頭、モデレーターを務めた中村譲氏(㈱Hokanグループ所属の弁護士)は「公布から施行までの期間が1年以内」とされている今回の改正法案に関して、今年度中に主要な経営課題として対応を検討する必要があると強調した。本座談会は、保険業法改正案の概要の説明から、特に大きな論点についてディスカッション、その後会場からの質疑応答で進められた(開催日は金融庁が「保険会社向けの総合的な監督指針」改正案を公表した5月12日以前)。

 改正の背景と今後のスケジュール解説
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