生保協会 定例会見 永島会長が1年間を総括 就任の所信で表明した三つの取組結果報告 保険料控除拡充は大きな前進
生保協会の永島英器協会長は6月13日、同協会会議室で協会長として最後の定例会見を行った。会見では、永島協会長が1年間の取り組みを振り返り、「顧客本位の業務運営の推進」「国民一人ひとりの豊かな人生の実現に向けた取り組み」「持続可能な社会の実現に向けた取り組み」の三つについて報告した。この他、事務局から、同日開催された理事会で副会長、各委員会委員長が内定したこと、生命保険の役割や同協会の社会的責任に関する活動を多くの人に周知することを目的に毎年作成している「生命保険協会SR報告書2025」で2024年度の生命保険協会の社会的責任活動を公表したことが報告された。
永島協会長は、協会長としての就任の所信で表明した取り組みについて、生保協会ではこれまでに社会保障制度を補完する社会基盤としての使命を果たす活動を進めており、今後もさまざまな社会課題解決に貢献することで、顧客からの信頼を維持し、社会に役立つ業界であり続けたいという考えのもと、①顧客本位の業務運営の推進②国民一人ひとりの豊かな人生の実現に向けた取り組み③持続可能な社会の実現に向けた取り組み―の三つを軸に1年間積極的に取り組みを進めてきたと述べた。
一つ目の「顧客本位の業務運営の推進
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2016年の初開催以降、新型コロナウイルス感染症の影響で中断した年を除き、今回が8回目の開催となった。南海トラフ巨大地震などの自然災害が危惧される中、毎年、人気が高まっており、この日は過去最多の応募者となった。
防災・減災ピクニックは、建築学者、地震工学者でマスコミにも登場する名古屋大学の福和伸夫名誉教授のナビゲートの下、名古屋大学博物館や減災館の見学、同大学キャンパスツアー、プリンやチョコレート菓子を使った地震の揺れの実験など、家族が楽しみながら防災・減災を学べることで定評がある。
【午前9時――名古屋大学博物館ツアー】
防災・減災ピクニック参加者の親子が名古屋大学博物館(古川記念館)に集まった。この博物館は東宮御所や東京国立近代美術館など昭和期の数多くの著名な建物を設計した建築家・谷口吉郎氏によるもので1965年に建てられた。当初は図書館として使われていたが2001年に資料館となった。館内にはマッコウクジラの巨大な骨格標本や、過去1000年の環境変動が記された日本最大の木曽ヒノキの輪切り標本が展示されているほか、御嶽山噴火の噴石で壊れた山小屋の壁面(一部)も見学することができる。
30分間の博物館ツアーを前に、損保協会中部支部の及川清志事務局長は子どもたちに向け、「南海トラフ巨大地震は非常に大きな被害をもたらす可
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