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ホーム ニュースヘッドライン 2023年01月 明治安田生命 多様なESGファイナンスニーズに対応、包括的ESG融資フレームワーク策定

明治安田生命 多様なESGファイナンスニーズに対応、包括的ESG融資フレームワーク策定

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 明治安田生命は昨年12月29日、法人顧客等からの多様なESGファイナンスへのニーズに応え、ESGに資する取り組みを後押しするため、「グリーンローン」「ソーシャルローン」「サステナビリティ・リンク・ローン」の3商品を対象とする包括的なESG融資フレームワーク「MYサステイナブルファイナンス」を制定したと発表した。4月1日から取り扱いを開始する予定。

 「MYサステイナブルファイナンス」は、複数商品を一つのフレームワークに組み入れた包括的なESG融資フレームワークで、生保業界初(同社調べ)の取り扱いとなる。
 取扱商品は、資金使途特定型の「MYグリーンローン」と「MYソーシャルローン」、資金使途不特定型の「MYサステナビリティ・リンク・ローン」の3商品。
 MYグリーンローン(通称:MYGL)の資金使途は、「環境改善効果が定量的に観測可能なグリーンプロジェクトとし、原則、設備資金が対象」で、MYソーシャルローン(通称:MYSL)の資金使途は、「社会的課題への対処や軽減に資するプロジェクトとし、原則、設備資金が対象」としている。いずれも融資利率は「同社所定の利率」、融資期間は「同社所定の期間」で、妥当性評価については、「同社所定の基準に基

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RGA担当者が米国の会計基準変更の対応プロセスから得た教訓を語った(11面)

 アラウンド・ザ・ワールドPart2の83回目は、米国会計における長期契約に関する限定的改善(LDTI)を考察する。会計基準の変更が保険会社に与える影響は。(RGA再保険会社提供)

 保険会社が会計基準の変更を順守するには多数の複雑な要件に対応しなければならないが、米国財務会計基準審議会(FASB)が採用したASU第2018―12号も例外ではない。
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 この会計基準変更は、会計モデルの一部を簡素化することによって保険会社の財務諸表をユーザー視点で向上させ、便宜性や実用性を改善することを目的としている。会計基準変更の要件を順守するには、まず、LDTIによる変更について理解を深める必要がある。変更による取り組みは四つのテーマに大別される。
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