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SBIいきいき少短 50代からの女性向け雑誌「ハルメク」と共同開発 「SBIの医療共済」「SBIの生命共済」新発売

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 SBIいきいき少短と㈱ハルメク・エイジマーケティング(東京都千代田区、木船信義代表取締役社長、以下、ハルメク)は9月16日から、両社が共同開発した新商品「SBIの医療共済」(正式名称:保険料一定型医療保険)、「SBIの生命共済」(正式名称:保険料一定型特約付死亡保険)を発売する。

 SBIいきいき少短は、シニア誌として人気を博した「いきいき」(現「ハルメク」)の読者向け医療共済として誕生し、2013年にSBIグループの一員となった。現在販売中の「SBIいきいき少短の医療保険」は発売から9年以上が経過していることから、これからのシニア世代を支える新商品の検討が課題となっていた。一方、ハルメクでも「お金」がテーマの特集号が高い関心を集めており、読者の多くは「保険を見直したいけれど次に選ぶべき保険がない」と悩んでいる実態があったところから、両社で「ハルメク読者が求める保険」の共同開発に踏み出すこととなったとのこと。
 「SBIの医療共済」「SBIの生命共済」は、①保険料がずっと変わらない②100歳まで保障を継続可能③ハルメク世代(50代~)に必要な基本保障をすべて含む“オールインワン”型―が特長。「SBIの医療共済」は入院・手術・通院・先進医療を保障し、死亡保障の「SBIの生命共済」は医療保障と同時に加入したり、単独での加入もできるため、希望に合わせてカスタマイズが可能となっている。
 主な取扱いは、契約年齢が満20歳~満84歳まで、保険期間が1年(満99歳まで継続可能)、保険料払込方法は月払。月額保険料例は、2商品合計で1口2500円(医療共済2000円、生命共済500円)、2口5000円(医療共済4000円、生命共済1000円)、3口7500円(医療共済6000円、生命共済1500円)となる。
 保障額は、年齢・性別・口数(加入コース)によって変わり、加入後の保障額は5歳刻み(生命共済は90歳以降は1歳刻み)で変わる。
 55歳女性の1口加入の場合の保障例は、「SBIの医療共済」で入院日額4000円、手術1泊以上4万円、日帰り1万2000円、通院(1入院および1手術につき1回)1万6000円、先進医療(全年齢共通)1年間に最大100万円まで。「SBIの生命共済」の死亡保障は76万3000円。同じく60歳女性の場合は、入院日額3000円、手術1泊以上3万円、日帰り9000円、通院(1入院および1手術につき1回)1万6000円、先進医療1年間に最大100万円まで。「SBIの生命共済」の死亡保障は61万6000円―となる。いずれも、2口、3口の場合は、保障額がそれぞれ2倍、3倍となる(先進医療除く)。
 両社によると、今回の新商品は、1年以上かけて企画・開発を進め、座談会やワークショップ、全国郵送アンケート調査などを重ねながら、「ハルメク読者の声に応えて作り上げた」ことが最大の特長だという。特にニーズの高かった「保険料がずっと変わらないこと」「人生100年時代に備えられること」を重視し、月々の保険料が加入時のまま一定で、入院・手術・通院などの医療保障が100歳まで継続可能な保険の実現を目指した。さらに、「SBIの生命共済」に同時に加入することで死亡保障までカバーできる“オールインワン”型とした。
 なお、今回の商品の開発は、SBIいきいき少短が24年に始動した「シニア世代応援プロジェクト」の第6弾の取り組みともなる。同プロジェクトには、人生100年時代を迎える中、「お客さま一人ひとりが“いきいき”と安心して豊かに暮らせるように」という思いが込められているという。

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多発するクマとの遭遇リスクで「クマ保険」など業界の動きも加速(2面)

 クマとの遭遇が日常茶飯事となってきた。連日のようにクマによる被害がテレビニュースやSNSなどを席巻している。北海道では知床の羅臼岳で起きた死亡事故、新聞配達中の男性が襲われた福島町での事故、最近では東京の奥多摩でも釣り人がクマに襲われケガを負った。8月30日には広島市でもクマの目撃情報が寄せられている。日ごろ全国を旅すると、至る所で「クマ出没注意」といった看板を見る。施設によってはクマよけの電気柵を巡らせているところもある。もはやクマとの遭遇は特別な出来事ではなくなった。

 これまで保険毎日新聞の『記者の視点』では、クマのリスクを特集してきた。秋田市では、JR秋田駅から1キロほどの秋田大学周辺市街地で目撃された。ここは、日常的に大学生が通学していたり、近隣の高齢者が散歩する姿なども見受けられる場所だ。また、札幌市では中心部に近い藻岩山や三角山などで出没した。さらに、今年になっても多くの地域で出没が確認されるなど、状況は改善していないようだ。その要因は、ハンターの不足、クマの餌となる木の実などの不作、人間のゴミの不始末など、さまざまな原因が考えられている。
 環境省のクマに関するデータによると、北海道を除く全国のクマ出没情報では令和5~6(2023~24)年と続けて2万件台を記録しており、その前の2年間と比べて約2倍に増加している(別表参

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