損保協会 「便宜供与適正化ガイドライン」を策定 「過度の便宜供与」で通報窓口も設置 「募集コンプライアンスガイド」も同時に改定
日本損害保険協会では9月5日、「損害保険会社による便宜供与適正化ガイドライン」を策定するとともに、過度の便宜供与への該当が疑われる事案について、損害保険会社の役職員からの通報を受け付ける通報窓口(「損害保険会社による便宜供与の適正化に関する通報制度」)の運営を開始した。「募集コンプライアンスガイド」の改定も同時に実施。5月に成立した保険業法改正や「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」の提言内容を分かりやすく解説した特集ページを新設するとともに、昨年12月に作成した「募集コンプライアンスガイド(第2版)」の内容を統合し、「過度の便宜供与に係る体制整備」の項目を新設し、構成等を全面的に刷新した。
「保険会社向けの総合的な監督指針」では、保険代理店等に対して行う過度の便宜供与は、顧客の適切な商品選択の機会を阻害するおそれがある不適正な行為とされ、その防止を求めている(監督指針Ⅱ―4―2―12)。金融庁の「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」報告書では、解消すべき便宜供与についての解釈が損保会社間で異なることのないよう、損保協会が明確かつ具体的な基準を含めたガイドラインを策定するとともに、各損保会社の取組状況を
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損保ジャパンは、8月25日~26日、9月11日~12日(10月にも開催予定)の日程で東京・大阪・5大都市以外の地域に向けてメタバースでの業務体感ワークショップ「SOMPO Metaverse」を実施している。「保険金サービス部門」と「営業部門」の業務をメタバース空間を利用したワークで体感するもの。メタバース空間を活用した業務体感ワークは1dayのイベントとして25年3月に初実施、夏のインターン時期での実施は今年が初めてとなる。メタバースを活用することで地域の学生たちにも同社・損保の業務を理解してもらう機会を増やすことを目的としている。
近年、就職活動が早期化・長期化の傾向にある中で、学生側は参加するインターンシップやワークショップを厳選する傾向を強く感じており、企業側には学生にとって魅力的なコンテンツを提供し、学生との接点機会を作ることが求められている。
同社は「SOMPO Academy」と題して①本質的な企業・業務理解促進②未来を見据え、社会人へと踏み出す学生一人ひとりのための就活支援―をコンセプトに、インターンシップ・ワークショップを年間通して開催している。
「SOMPO Metaverse」は同社の本質的な企業・業務理解を促進する目的で開始した。①利便性(どの地域からでも参加可能、参加にコストがかからない気軽
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