三井住友海上 気候変動による企業の経済的損失を補償 インデックス型「天候指数保険」販売開始 指標に「気温」「降雨量」「降雪・積雪量」「日照時間」
三井住友海上は8月27日、10月1日以降始期契約より、天候不順や異常気象等に伴う企業の利益喪失や費用支出を補償する「天候指数保険」の販売を開始すると発表した。天候データ(気温・雨・風・雪・日照等)に基づき、損害調査を実施することなく、速やかに定額の保険金を支払うインデックス型の保険商品。
「天候指数保険」は、契約時に補償を希望する天候指標や観測地点等の契約条件を設定。観測された天候データが契約条件に定めた基準を上回った、もしくは下回った場合、実際の損害の有無や程度にかかわらず、契約時に定めた金額を保険金として支払う。
契約条件の設定例、保険金支払い例として、以下の例が示されている。
〈契約条件の設定例〉
■屋外レジャー施設の「顕著な高温による売上減少リスク」を対象とする場合
▽観測地点:A地点(事業活動への影響が想定される対象施設の最寄り観測地点)
▽保険期間:2026年7月1日~9月30日(92日間)
▽天候指標:A地点において観測期間中に「日最高気温35℃以上」を観測した日数
▽免責日数:20日
▽支払条件:指標が免責日数を1日上回るごとに単位保険金を支払う
▽単位保険金:100万円/日
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アフラックは7月31日、東京都調布市にあるアフラックスクエアで調布市の小・中学校の新人教員を対象に、がん教育に関する課外研修を開催した。学習指導要領の改正により小・中学校でがん教育が必修になったことに伴い実施しているもので、NPO法人がんノート代表理事の岸田徹氏ががん教育の模擬授業とその解説をしたほか、がん治療と仕事を両立していく生活を疑似体験できるボードゲームを行った。
アフラックと調布市は、2019年に包括的パートナーシップ協定を締結しており、学校教育については、外部講師の活用などによりがん教育の一層の充実を図っている。今回の研修は、新人教員のがんリテラシーの向上やがん教育の重要性の理解促進を目的に企画されたもので、調布市立小・中学校の新規採用者32人が受講した。
冒頭に、調布市教育委員会の担当者から同市のがん教育の取り組みや今回の研修の概要が説明された後、第一部として外部講師で調布市の小・中学校の教壇にも立っている岸田氏が新人教員を前にがんの模擬授業を始めた。
はじめに自身とがんノートの活動について紹介してから、がんの知識を学ぶパートとして、「日本で1年間にがんと診断される人の数は」「がんの5年間生存率は」「一生涯でがんと診断される割合は」といった基本知識についての4択クイズを行った。また、がんと診断された際に
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