損保ジャパン/全国フードバンク推進協議会 加盟団体の賠償責任等を補償 「フードバンク活動保険」提供開始 食品ロス削減取り組みを後押し
損保ジャパンと(一社)全国フードバンク推進協議会は、近年、社会問題となっている「食品ロス」の削減に取り組むフードバンク向けの専用保険「フードバンク活動保険」の提供をこの10月1日から開始した。
「フードバンク活動保険」は、主にフードバンクが活動中に負う法律上の賠償責任を補償する保険で、施設所有管理者賠償責任保険・生産物賠償責任保険+被害者対応費用担保追加条項で構成される。損保ジャパンが全国フードバンク推進協議会を契約者として団体契約を締結。同協議会に加盟するフードバンク団体が保険の対象となる。加入したフードバンク団体が社会福祉施設、こども食堂、生活困窮世帯などに食品を提供した際に賠償事故が発生すると、保険契約にもとづき損保ジャパンが損害賠償金等を支払う。
保険金の支払い対象となる事例として、▽フードバンクのスタッフが食品の搬入中に他人にぶつかってケガを負わせた▽フードバンクで食品の保管方法を誤ったことが原因で食中毒が発生した▽フードバンクから提供を受けた食品で体調を崩した人へ見舞金を支払った―が示されている。
全国フードバンク推進協議会では正会員制度のほかに準会員制度も設け、8月1日から9月10日まで同保険の申し込みを受け付け
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ライフネット生命が2024年10月1日に発売した定期医療保険「じぶんへの保険Z」が、同社想定通りの契約状況になっている。発売から約1年だが、契約者の65%が40代未満となっている。同社では「終身タイプの医療保険に比べ、定期タイプの場合は加入時の保険料が安いこと、環境変化に合わせて例えば10年で見直しできることなどから、若年層の取り込みを狙った商品で、若年層の割合はほぼ狙い通りに推移している」という。ダイレクト企画部部長の渡邉良氏に同商品の特長や好調の要因、今後の展望などについて聞いた。
――「じぶんへの保険Z」発売の背景、定期型にした理由など。
渡邉 当社開業時は、「インターネットで保険に入る」という先進性から、比較的若い世代の契約が伸びていた。開業から17年が経ち、コロナ禍を経て、年齢に関係なくインターネットで物を購入することが当たり前になった今、当社も若年層に限らず幅広いお客さまから支持を得られるようになった。開業時は80%を占めていた20代~30代のお客さまが、現在では48%となっている。若年層の生命保険へのニーズは弱いと感じる一方で、生命保険の性質上、事業を継続させていくためには、いっそう若年層に選んでもらう必要がある。若年層のニーズを捉え、当社の保険を契約していただくに当たり、商品面での課題は何なのか、どのような選択肢があ
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