ページトップ

News Headline ニュースヘッドライン

ホーム ニュースヘッドライン 2023年02月 損保ジャパン パラメトリックス社のシステム障害定量化技術活用、オンラインサービス事業者に補償提供

損保ジャパン パラメトリックス社のシステム障害定量化技術活用、オンラインサービス事業者に補償提供

SHARE

Twitter

 損保ジャパンは1月6日、協業関係にあるイスラエルのスタートアップ企業Parametrix Ltd.(以下、パラメトリックス社)の最先端のデジタル技術を活用したシステムダウンリスクの定量化・検知技術を、今後さまざまなオンラインサービスの提供事業者のシステム障害リスクを補償する複数の保険商品の引受業務に活用していくと発表した。

 パラメトリックス社は2019年8月に設立されたスタートアップで、ウェブサービスのシステム稼働データ収集、モニタリング、ダウンタイムモデリング(保険のプライシングモデル)を事業内容としている。損保ジャパンは2020年8月から、パラメトリックス社が有するクラウドサービスのシステムダウン時のリスク検知に関する技術を活用し、デジタルプラットフォーマーに向けた商品のマーケティングを行っていた(本紙21年5月18日付)。当初は主にEC事業者のシステムダウン時に発生する損害を補償する商品でニーズを検証していたが、1月からEC事業者に限らず、オンラインで事業を行う事業者に向けパラメトリックス社と連携して商品提供を開始した。
 新型コロナウイルス感染症の流行を背景に、SaaS市場、ネット証券などの金融機関、オンラインコンテンツ・サ

こちらの記事の全文公開は終了しております。
続きは新聞でお読みください。
新聞購読申し込み
Pick Up
あいおいニッセイ同和損保、「CSV×DX」取組みに手応え(2面)

 あいおいニッセイ同和損保は2022年4月に、4カ年の新中期経営計画をスタートした。22年度は新中計の基本戦略に位置付けた「CSV×DX」に基づき、「新たな価値の保険やサービスを生み出し、より安全で安心な社会を創りだすチャレンジ」を続けている。同社では、「『デジタル技術を活用し、社会との共通価値を創造していく』ストーリーが、代理店をはじめとするビジネスパートナーやお客さま、地域、社会へ伝わっている」とし、「あらゆる分野で価値の連鎖が生まれており、取り組みに手応えを感じている」という。具体的な取り組み事例を聞いた。

 【DXソリューションパッケージ】
 日本では、設備の老朽化による事故発生リスクの高まり等により、企業における大規模事故が年々増加しており、事故の未然予防や再発防止の対策は企業にとって重要な課題となっている。
 同社では、一層顧客の事故の未然予防や再発防止の対策を支援するため、防災・減災に資するソリューションと補償を組み合わせた「DXソリューションパッケージ」を開発、その第1弾として22年10月から飲食店や工場等向けに、㈱アーモスが提供するダクト内遠隔監視システム「T―SENSOR」の紹介を開始した。
 「T―SENSOR」は、ダクト内の汚れや埃の堆積状態の画像撮影、内部温度の測定が可能なIoTセンサ

続きは新聞でお読みください。
(2週間無料でお試しいただけます)
新聞購読申し込み

SHARE

Twitter