三井住友海上プライマリー生命 生前贈与期間が短い契約の取り扱いを開始 通貨選択型特別終身保険「やさしさ、つなぐ2」改定
三井住友海上プライマリー生命は10月1日から、通貨選択型特別終身保険「やさしさ、つなぐ2」を改定した。幅広い顧客のニーズに応えるため、契約通貨が円建ての契約で贈与期間が短い(生存給付金支払回数が少ない)契約の取り扱い等を開始。また、外貨建ての契約で解約控除率を引き下げ、顧客の負担の軽減を図るなどの改定を実施した。
「やさしさ、つなぐ2」は一時払いの終身保険で、契約者が契約通貨(米ドル・豪ドル・円)と生存給付金支払回数・終身保障倍率(注)を選択し、契約通貨建てで運用しながら、所定の生存給付金を支払う仕組みの通貨選択・生存給付金あり型の保険。生存給付金は、毎年の生存給付金支払日に被保険者が生存している場合に支払う。「やさしさ、つなぐ」シリーズは、生存給付金の受取人を家族とすることで、契約者の資産をスムーズに生前贈与できる特徴などから、2016年8月の発売以降、28万人を超える顧客が契約し、販売累計額が3兆3000億円を超えているという(25年8月末現在の契約成立ベースの契約者の延べ人数、販売累計額)。
今回の改定では、まず「生存給付金支払回数」と「終身保障倍率」の取扱範囲を変更し、組合せの選択肢を広げ、贈与期間が短い(生存給付金支払回
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日本生命が2025年6月に開始した「よりそいサポート」が好評だ。同サービスは、金融機関窓口販売商品専用のサービスで、ニッセイダイレクト事務センターに電話した顧客へ向けて、ウェブでの手続き操作を画面共有でサポートする。金融法人契約部の中野圭太部長は、「高齢層の多い金融機関窓口販売商品の契約者から、ウェブ手続きに関するたくさんの意見や要望をいただき、同サービスを提供するに至った」と話す。具体的には、スマートフォン等に表示される同社ウェブページの画面を、オペレーターの端末に表示させ、オペレーターが顧客と同じ画面を見ながら入力や操作をサポートする。
――ニッセイダイレクト事務センターとは。
ニッセイダイレクト事務センターは、金融機関窓口販売商品の契約の維持管理や保険金・給付金の支払などを担当している。具体的には、契約内容に関する照会や手続請求の電話受付、住所変更・名義変更・解約等の各種手続き、死亡保険金・年金・生存給付金等の支払業務など、契約に関わる事務・サービス全般を約200人の体制で対応している。各種手続きは、主に書類の郵送やウェブ画面によるダイレクト手続きとなっている。
――よりそいサポート提供開始の背景は。
中野 同事務センターでは、顧客応対を主に電話で行うが、ウェブサービスに関する説明は、電話だけだ
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