ニッセイ・ウェルス生命 積立金区分型終身保険特約(確定積増型)付指定通貨建特別終身保険 「のこす」「つかう」あわせ持つ一時払終身発売
ニッセイ・ウェルス生命は10月1日から、一生涯の死亡保障を提供しながら、増えた分を自身で使うことができる一時払の終身保険「積立金区分型終身保険特約(確定積増型)付指定通貨建特別終身保険」の販売を開始した。「のこす」と「つかう」二つの機能を併せ持つ一時払の終身保険で、一生涯の死亡保障があるため家族に保障を残すことができ、生命保険を活用した相続対策としても有効。
「積立金区分型終身保険特約(確定積増型)付指定通貨建特別終身保険」は、保険料一時払の終身保険で、死亡保険金は、基本保険金額(一時払保険料と同額)が最低保証される。告知事項はない。積立金は、基本積立金と特約積立金に区分され、特約積立金には一時払保険料相当額に確定積増率を乗じた金額の積増金が毎年加算される。特約積立金がある場合は、一部または全額をいつでも引き出すことができる。また、定期支払特則を付加することにより、毎年、積増金を定期支払金として受け取ることが可能。
契約通貨は円、米ドルまたは豪ドルのいずれか。契約年齢範囲は50歳~90歳(被保険者の満年齢)。最低一時払保険料は米ドル・豪ドルは3万米(豪)ドル、円は300万円で、最高保険金額は20億円。配当金はない。付加できる主な特約に、保険料円入金特約、円支払特約Ⅱ、年金支払特約、年金移行特約、円建終身保険移行特約Ⅱ、保険契約者代理特約がある。
顧客のニーズに応じて定期受取タイプ・任意受取タイプの2タイプが用意されている。
定期受取タイプを選択した場合は、「定期支払特則」が付加される。一生涯の死亡保障を準備でき、死亡保険金額は指定通貨建で一時払保険料が最低保証される。契約の1年後から、毎年、指定通貨建で一定額を「定期支払金」として被保険者が存命中受け取ることができる。定期支払金額は「一時払保険料×確定積増率」で計算される。確定積増率は、積立利率、年齢および性別をもとに決定し契約時に設定され、保険期間中は一定のため、「定期支払金」は一生涯変わらない。解約払戻金額(基本積立金部分)には市場価格調整が最長30年間適用される。
任意受取タイプは、契約の1年後から、毎年、指定通貨建で一定額を特約積立金として積み立てておき、一部または全部をいつでも引き出すことができる。特約積立金は被保険者が存命中増え続けることになる。特約積立金の加算額は、「一時払保険料×確定積増率」で計算され、確定積増率は、積立利率、年齢および性別をもとに決定し契約時に設定され、保険期間中は一定。特約積立金額はニッセイ・ウェルス生命所定の利率で積み立てられる。解約払戻金額(基本積立金部分)には市場価格調整が最長30年間適用される。死亡保険金額は指定通貨建で一時払保険料が最低保証され、受け取っていない特約積立金も死亡保険金として支払われる。
日本では、平均寿命の延伸に伴い人生100年時代と呼ばれる超高齢社会を迎えており、長生きリスクに備える生活資金の準備や円滑な相続に向けた準備の必要性が高まっている。また、内閣府の令和6年度年次経済財政報告によると、家計における現金・預金の金融資産構成比は5割超と高いことから、同社は、こうしたまとまった資金を活用し、相続対策・資産形成に活用できる一時払終身保険を為替リスクのない円建てで開発することで、多くの顧客に「あんしん」を届けたいと考えている。
同社は顧客に生命保険本来の価値を提供するために、顧客それぞれのニーズに沿った最適な商品提案を行うコンサルティング販売の強化に取り組んでおり、金利が上昇傾向にある中、同商品により顧客ニーズが高まっている資産形成領域での商品ラインアップを拡充することで、同社のコンサルティング販売の強化につなげていく方針だ。また、「あんしん夢終身」は長期の運用を前提としている一時払商品のため、まとまった余裕資金を持つ人に適している。同社では「資産の持ち方の一つとして活用してほしい」と考えている。
同商品は顧客のライフステージや目的に合わせてプランの選択が可能で、「Ⅰ型:死亡保険金額重視プラン」は契約2年後から一時払保険料より多くの死亡保障を準備できるため、今後家族への資産承継を重視する60、70代以降に適している。一方で、「Ⅱ型
(2週間無料でお試しいただけます)
