SOMPOひまわり生命 変額保険「将来のお守り」第2弾商品 「変額保険(V2)(死亡保障型)」発売 死亡・高度障害に特化、全世代の保障・資産形成後押し
SOMPOひまわり生命は9月29日、Insurhealth?(インシュアヘルス)商品第12弾として、「変額保険(V2)(死亡保障型)」(以下、V2)を12月2日から発売する(金融機関チャネルは2026年1月5日発売)と発表した。同社は23年5月、「健康をサポートする変額保険将来のお守り」の第1弾商品として、就労不能保障と貯蓄機能をバランスよく一体的に提供する「変額保険(V1)(就労不能・介護保障型)」(以下、V1)を発売し、就労世代を中心に多くの顧客から好評を得ている。今回、幅広い顧客に変額保険を提供するため、「健康をサポートする変額保険将来のお守り」の第2弾商品として、死亡・高度障害保障に特化した同商品を発売するもの。
 V2の主な特徴は、①死亡・高度障害に特化した保障内容[V2独自](保険料払込期間〈第1保険期間〉の保障を死亡・高度障害に特化することで、幅広い世代の顧客に対し万一の場合の保障と効果的な資産形成機能を用意)②運用効率を重視しながら終身での運用が可能[V1・V2共通](保険料払込期間〈第1保険期間〉に積立金を積み立てた後、第2保険期間では第1保険期間満了時の積立金を引き続き運用可能。顧客の経済状況などに応じていつでも積立金を活用することが可能)③三大疾病罹患時にも資産形成を継続可能[V1・V2共通](変額用保険料免除特約を付加した場合、三大疾病罹患時にも安心して資産形成を継続可能)④「健康ステージ」「健康☆チャレンジ!制度」(インシュアヘルス)[V1・V2共通](喫煙状況や健康状態に応じて健康積立金を毎月積立金に加算、加入時に希望の健康ステージを適用できなかった場合でも健康ステージの適用もしくは変更にチャレンジ可能)―など。
 V2は、V1(就労不能・介護保障型)の第1保険期間の保障から就労不能・介護保障を除き、死亡・高度障害状態の保障に特化。就労世代を含む全世代の顧客に対し、万が一の場合の保障を提供するとともに、より効果的な資産形成の支援を行う。
 V2では、第1保険期間を「現役世代が安心して死亡・高度障害の保障を確保しながら資産形成を行うための期間」、第2保険期間を「第1保険期間で積み立てた資産を活用していく期間」と定め、第1保険期間満了後は自動的に第2保険期間に移行、第2保険期間移行後は特別勘定による運用を継続する。運用状況や顧客の経済状況に応じて、第2保険期間の好きなタイミングで第1保険期間で積み立てた資産を活用することができる。
 保障内容は、第1保険期間(保険料払込期間)では、死亡したときに死亡保険金、所定の高度障害状態に該当したときに高度障害保険金を、いずれも基本保険金額または積立金額のいずれか大きい金額を支払う。
 第2保険期間では、死亡したときに死亡保険金、所定の高度障害状態に該当したときに高度障害保険金を、いずれも積立金額と同額支払う。不慮の事故または所定の感染症により死亡したときに災害死亡給付金、同じく所定の高度障害状態に該当したときに災害高度障害給付金を、いずれも積立金額の110%支払う。第2保険期間は基本保険金額の最低保証はない。
 顧客の喫煙状況・健康状態に応じて「健康ステージ」を適用し、払込む保険料は変更することなく、各健康ステージに応じて、健康積立金を毎月積立金に加算する仕組みとなっており、健康積立金を含めて特別勘定で運用を行うため、「健康ステージ」を適用することで資産形成の効果を高めることができる。また、加入時に希望の健康ステージを適用できなかった場合でも、契約後の所定の期間内に同社の定める健康状態などを満たした場合には、新たに健康ステージの適用もしくは変更ができる。
 V2の契約年齢範囲は0歳~70歳で、変額用保険料免除特約は6歳~70歳の場合に付加可能。健康ステージを適用する場合の特則は契約年齢20歳~70歳の場合に付加できる。
 保険料例として、保険期間終身、保険料払込期間65歳、口座振替月払、基本保険金額1000万円の場合で、変額用保険料免除特約なしで、30歳男性1万8270円、同女性1万7950円、40歳男性2万8640円、同女性2万8130円、50歳男性5万2700円、同女性5万1840円。変額用保険料免除特約ありで、30歳男性1万9720円、同女性2万0020円、40歳男性3万1770円、同女性3万1660円、50歳男性5万9450円、同女性5万6970円。
 参考として、同条件でV1の場合は、変額用保険料免除特約なしで、30歳男性1万8580円、同女性1万8140円、40歳男性2万9180円、同女性2万8520円、50歳男性5万3560円、同女性5万2400円。変額用保険料免除特約ありで、30歳男性2万0220円、同女性2万0370円、40歳男性3万2690円、同女性3万2070円、50歳男性6万1120円、同女性5万7710円―と示されている。
東京海上日動あんしん生命は、日本アイ・ビー・エム㈱(以下、日本IBM)とともに開発した生成AIを活用した「お客様の声」の分類・分析モデルを今年3月末に導入開始し、順調に運用している。コールセンターや同社ホームページ等に届いた不満や要望等の「お客様の声」の分類・分析を高度化することで、よりいっそう顧客の声を「お客様本位の業務運営」に生かしていく方針で、現在も開発を継続。導入前には、第1段階の実証実験(24年7月からの2カ月間)と第2段階の実証実験(24年10月からの2カ月間)を行った。開発過程や現状・今後について聞いた。
 第1段階の実証実験
 第1段階の実証実験では、日本IBMのビジネス向けの生成AI「watsonx」を活用したデータサイエンス手法を用い、「お客様の声」の分類・分析の実証実験を行った。
 具体的には、顧客からの申出内容である「お客様の声」データからwatsonx活用により、お客様の声の分類業務の迅速化や正確かつ平準的な分類を目指した。
 開発したシステムに「お客様の声」を入力すると、あらかじめ設定をした分類コード(「解約手続き」「契約内容変更」等)の中から、候補となる分類コードとその判断根拠を大規模言語モデル(LLM)に基づいて提示する。さらに、watsonxを活用することで、正確かつ平準的な
(2週間無料でお試しいただけます)
