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第一生命 12種類の疾病等で保険料払込免除特約 ワイド型・ベーシック型から選択可能に 新たに「失効取消制度」の導入も

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 第一生命は昨年12月17日から、「ジャスト」などの商品に付加する特約として「保険料払込免除特約(ワイド型・ベーシック型)」(正式名称「保険料払込免除特約(2026)」)を発売した。また、今年1月2日から、契約が失効した場合でも一定期間内に所定の保険料を払い込むことで、保障を継続できる「失効取消制度」を導入した。

 ■「保険料払込免除特約(ワイド型・ベーシック型)」の発売
 従来の「保険料払込免除特約」で取り扱っている5種類の疾病・状態(所定のがん、急性心筋梗塞による所定の状態、脳卒中による所定の状態、所定の要介護状態、所定の身体障害状態)に、現行ではカバーしきれていない7種類の疾病・状態を加えた12種類の疾病・状態へと保障範囲を拡大した「保険料払込免除特約ワイド型」を発売するとともに、従来の5種類の疾病・状態を保障範囲とする特約を「保険料払込免除特約ベーシック型」として名称変更し同時に発売するもの。契約者は「ワイド型」と「ベーシック型」の二つの型から選ぶことができるようになる。12種類の疾病・状態のすべてを保険料払込免除事由として組み合わせた特約は第一生命のみの提供となるという(2025年10月同社調べによる)。
 「ワイド型」で新たに保障の対象となる7種類の疾病・状態は次のとおり。
 ▽所定の肝硬変:所定の肝硬変と診断(病理組織学的所見(肝生検)、腹腔鏡検査または画像検査によって診断され、チャイルド・ピュー分類にもとづく所定の要件を満たすものに限る)
 ▽慢性膵炎による手術:慢性膵炎による所定の手術
 ▽慢性腎臓病による人工透析療法:慢性腎臓病による永続的な人工透析療法
 ▽糖尿病による所定の状態:増殖性糖尿病性網膜症による所定の手術、または、糖尿病性神経障害等での手指・足指の切断
 ▽大動脈瘤・解離性大動脈瘤による所定の状態:大動脈瘤・解離性大動脈瘤による所定の手術、または、大動脈瘤・解離性大動脈瘤の破裂診断
 ▽メンタル疾病による所定の精神障害状態:所定のメンタル疾病により精神保健および精神障害者福祉に関する法律における1級の精神障害者保健福祉手帳の交付(統合失調症・気分(感情)障害等が対象。認知症・知的障害・パーソナリティ障害等は対象とならない。メンタル疾病を発病した場合でも、そのメンタル疾病に対する障害等級が1級である精神障害者保健福祉手帳の交付がないときは対象とならない)
 ▽指定難病による所定の身体障害状態:難病の患者に対する医療等に関する法律における指定難病により医療受給者証の交付、かつ、身体障害者福祉法における4級の身体障害者手帳の交付(筋萎縮性側索硬化症(ALS)・パーキンソン病等が対象。指定難病を発病した場合でも、その指定難病に対する医療受給者証および障害の級別が4級である身体障害者手帳の交付がないときは対象とならない)
 同社では、「3大疾病の患者数は横ばいとなっているが、3大疾病以外の生活習慣病患者数は2002年から17年までの間で約1.4倍に増加し、直近実績でも高水準となっている。3大疾病以外の生活習慣病についても重症化した場合は「これまでどおり働けなくなってしまう疾病や状態」となるものの、従来の保障内容ではカバーしきれていなかった。また、重度のメンタル疾病・指定難病に罹患した場合も、収入減が長期化することが考えられる。こうした背景から発売するもの」と説明している。
 ■「失効取消制度」の導入
 顧客向けサービスの向上を目的に、保険料の払込みができず契約が失効した場合でも、失効日から2カ月以内に所定の保険料を払込むことで、契約の失効を取り消すことができる「失効取消制度」を導入するもの。失効した契約を有効な状態に戻すためにこれまで必要だった被保険者の告知などの手続きが不要となり、健康状態にかかわらず保障を継続できるようになる。失効の取消しが完了した場合、失効取消期間中に発生した保険事故に対しても保険金や給付金等は請求可能。
 契約日が26年1月2日以降の契約については、「失効取消制度」の導入にともない、「保険料の自動貸付」および「保険契約の復活」の取扱いを廃止する。
 契約日が26年1月1日以前の契約については、「失効取消制度」が自動的に適用される。失効取消期間が経過した後、「保険契約の復活」を申込むことも可能。ただし、これまでと同様、復活の申し込みに際してはあらためて告知が必要となり、失効日から復活日までの保障はない。

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