明治安田生命グループ 22年度第3四半期決算、保険料38%増、基礎利益18億円の減益 通算グループ基礎利益3800億円程度見込む
明治安田生命が2月10日に発表した同グループの2022年度第3四半期決算によると、連結損益計算書上の保険料等収入を示すグループ保険料は、明治安田生命単体の外貨建一時払保険の販売量増加とスタンコープ社の増収等を主因に前年同期比38.4%増、7954億円増加の2兆8688億円。単体のオンバランス自己資本は前年度末差795億円増の4兆2182億円で、健全性を表す指標はいずれも高い水準を維持した。22年度の業績見通しは上半期報告時の「増収・減益」から修正はない。
グループ基礎利益は、単体の利息及び配当金等収入の増加があったものの、新型コロナに関する保険金等の支払い増加の影響を主因に前年同期比0.6%減、18億円の減益で2859億円となった。なお、22年度から基礎利益の算定方法が、為替に係るヘッジコストを含め、投資信託の解約損益、有価証券償還損益のうち為替変動部分および再保険に関する損益を除外するよう改正されたため、21年度第3四半期、22年度第3四半期は改正後の数値。
グループ連結の経常収益は、前年同期比38.3%増の4兆1687億円、経常費用は同40.9%増の4兆222億円、経常利益は同8.2%減の1464億円、四半期純剰余は同9.1%
続きは新聞でお読みください。
日本少額短期保険協会は1月27日、ファイナンシャルプランナーやマスコミ関係者向けの商品説明会をオンラインで開催した。2022年度3回目の開催となる今回は、エール少額短期保険、富士少額短期保険、ぜんち共済、東急少額短期保険、Mysuranceの5社が、商品の特長や開発背景などを説明した。リリースされたばかりの新商品や日本初となる商品などが紹介され、約100人が視聴した。
開会に当たってあいさつした同協会理事事務局長の大槻正志氏は、少短業界は成長軌道を歩んでおり、22年度の中間決算では前年度同期比で保有契約件数が52万件、保険料が37億円増加したと報告した。また、説明会を通じて商品内容に加え、各社の開発に懸けた熱い思いにも触れてほしいとした上で、「多くの消費者の皆さまに少短の面白さや使い勝手の良さなどを強く発信してもらいたい」と呼び掛けた。
エール少短営業推進部アシスタントマネージャーの久保田佐枝氏は、トラブル発生時の弁護士への相談・委任費用を補償する「弁護士保険コモン+」を紹介した。加害者・被害者を問わず民事上のトラブルが補償対象となることや、無料弁護士相談サービスなどの付帯サービスも充実していることなどを説明し、「気軽に弁護士に相談できる環境を提供することにより、理不尽な扱いを恐れることなく生き生きと働ける社会の実現を目指す」と述べ
(2週間無料でお試しいただけます)