住友生命グループ 22年度第3四半期決算、純剰余254%増1081億円に、海外事業好調 新契約保険料42%増
住友生命が2月10日に発表した2022年度第3四半期決算によると、住友生命グループ連結の経常収益は前年同期比26.2%増の3兆2944億円で、保険料等収入は同11.2%増の1兆9749億円となった。新契約年換算保険料は同42.8%増の2336億円で、グループ基礎利益は同30.8%減の1649億円となった。親会社に帰属する四半期純剰余は同254.8%増の1081億円。
住友生命グループの新契約年換算保険料は、前記の通り前年同期比42.8%増の2336億円で、会社別には住友生命が同13.9%増の857億円、メディケア生命が同13.5%減の131億円、海外事業のシメトラが同84.4%増の1347億円を計上した。住友生命の新契約年換算保険料のうち個人保険は同19.6%増の676億円、個人年金保険は同3.5%減の180億円で、第三分野は同7.3%減の251億円だった。
グループの保有契約年換算保険料は、前年度末比7.4%増の3兆970億円で、会社別には住友生命が同0.1%減の2兆2660億円、メディケア生命が同14.1%増の814億円、シメトラが同37.8%増の7495億円を計上した。住友生命の保有契約年換算保険料のうち個人保険は同0.2%
続きは新聞でお読みください。
損保協会は2月2日、昨年12月6日~8日にタイのバンコクで開催されたASEAN保険会議(ASEAN Insurance Council:AIC)年次会合に参加したと発表した。同会合では、AICの保険教育委員会(AIEC)の場で同協会がプレゼンテーションを行い、50周年を迎えたISJ(日本国際保険学校)を通したアジア損保市場の健全な発展のための支援・交流の取り組みを紹介するとともに、情報交換制度を含む保険金支払適正化や保険詐欺対策に関するベスト・プラクティスの共有を呼び掛けた。
ASEAN保険会議はASEAN加盟10カ国の保険協会をメンバーとする非政府機関で、1978年にASEAN加盟国の民間保険業界間の協力促進を目的として設立された。強制自動車賠償責任保険の越境自動車付保対応、保険専門教育向上、自然災害への対策等、域内の保険市場の発展、市場間の協力促進のための取り組みを行っている。ASEAN保険会議はASEAN保険監督官会議(ASEAN Insurance Regulators Meeting :AIRM)と同時開催され、会期中に開催されるAIC・AIRM合同の全体会議は、民から官に対する報告、要望・提言が行われる場となっている。事務局はインドネシアのジャカルタに設置されている。
損保協会は2018年にAICで初めて、ASEAN域外
(2週間無料でお試しいただけます)