日本生命グループ 22年度第3四半期決算、外貨建増収で保険料等収入14%増 グループ基礎利益は48%減2943億円
日本生命が2月15日に発表した2022年度第3四半期決算によると、グループの連結業績は、保険料等収入がグループ各社の外貨建商品の販売増加等により増収となった一方で、基礎利益は減益となった。国内の個人保険・個人年金保険の新契約年換算保険料は、日本生命は貯蓄性商品の料率改定等により減少したものの、ニッセイ・ウェルス生命と大樹生命の外貨建商品の販売増により前年同期比で増加した。
日本生命グループの22年度第3四半期の連結経常収益は、前年同期比17.0%増の7兆422億円だった。連結保険料等収入は同14.6%増の4兆6110億円。前期に引き続き、海外金利の上昇に伴うグループ各社の外貨建商品の販売増加などにより増収した。各社別には、日本生命が外貨建商品の販売増等により前年同期比1363億円増(4.3%増)の3兆3276億円、大樹生命が外貨建商品の販売増と再保険収入の増加により同2851億円増(34.4%増)の6752億円、ニッセイ・ウェルス生命が外貨建商品の販売増等により同1378億円増(50.7%増)の4099億円、はなさく生命が医療保険等の増加により同62億円増(65.9%増)の157億円、海外保険のうち豪MLCが同14.4%増の1537億
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損保ジャパンでは1月31日、配送ロボットを活用した食事や医薬品などの自動配送サービスの実証実験の模様を公開する取材会を、同社本社のある西新宿エリアの公道および京王プラザホテルで実施した。この実証実験は物流業界における新たな配送手段の確立に向けて、同社が川崎重工業㈱、㈱ティアフォー、KDDI㈱とともに手掛ける、配送ロボットによる自動配送パッケージの社会実装を目指すプロジェクトの一環で行われたもので、今回は武田薬品工業㈱、フードデリバリー事業を展開するmenu㈱も参画した。取材当日は合計6社の協業によって食事と医薬品の配送デモンストレーションが行われ、多くのメディアがその様子を見届けた。実証実験はこの日の他にも、1月23日~2月10日の1月25日と2月8日を除いた平日に行われ、実施期間中は参加ユーザーおよび走行ルートを限定した形で、配送ロボットによるフードデリバリーサービスが展開された。
スマート東京先行実施エリアである西新宿では、5Gや先端技術を活用したまちづくりや働き方等の分野横断的なサービスの都市実装に向けた取り組みを推進する「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」を設立し、産官学の多様な主体が一体となった新たなサービスの実装を目指している。
同プロジェクトは、同コンソーシアムの中核を担う取り組みの一つで、物流業界の人材育
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