3メガ損保 22年度第3四半期決算、各グループとも減益基調続く
2月14日に3メガ損保各社が発表した2022年度第3四半期決算によると、上半期から引き続き各グループとも保険料収入は順調に推移しているものの、国内自然災害やコロナ影響、海外事業の損失などにより大幅な減益が続いている。通期業績予想は、各グループとも昨年11月公表の予想から変更はない。(2面に3グループ各社とAIG損保の種目別保険料・保険金の一覧表を掲載)
東京海上HDのうち東京海上日動の正味収入保険料は料率改定に伴う火災の増収を主因に順調に推移し、前年同期比4.6%増の1兆7921億円となった。国内自然災害の増加・外貨建支払備金積増の他、コロナ保険金の増加、南アフリカ洪水、自動車保険のコロナ反動、大口事故の増加などにより当期純利益は1067億円減益の1397億円。一方、海外事業の当期純利益は、台湾コロナの影響を主要拠点での好調な業績や円安進行が打ち返し、143億円増益の2034億円。連結の当期純利益は1026億円減益の2714億円だった。連結の修正純利益は同1451億円減益の3278億円で、通期予想4000億円に対して82%の進捗率を示している。
MS&ADHDの国内損保主要2社(三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保)の正味収入保
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第一フロンティア生命は2月10日、品川プリンスホテル(東京都港区)で、同社の保険商品の販売委託先である地方銀行や信用金庫、信用組合の女性行員・社員を招き、「女性交流会2023」を開催した。同会は、2017年度から19年度までは「女性リーダー層交流会」として集合型の交流会を実施していたが、コロナ禍による中止やオンライン開催を経て、名称も新たに、今回約3年ぶりに対面での開催となった。会場には全国38金融機関から67人の女性が参集し、外部講師による講演やグループディスカッションを通じて自己研鑽に取り組んだ。
開会あいさつに立った代表取締役専務執行役員の合田真氏は、参加者らに日ごろの感謝を述べた上で、今回の女性交流会のテーマが女性活躍推進と金融リテラシー教育の二つのテーマに基づいて構成されていることに触れ、「今年度、金融機関の経営層の皆さまとお話しさせていただく中でも、ダイバーシティの取り組みに関する関心の強さを感じた」と語り、「第一生命グループでも女性リーダー層の育成や女性活躍推進にグループを挙げて取り組んでいる。こうしたテーマについて意見交換していただければ幸いだ」と呼び掛けた。
第1部の基調講演では、大企業に特化した新規事業コンサルティング会社㈱アーレア代表取締役の渡瀬ひろみ氏が「『ゼクシィ』の生みの親が語る未来~女性が生き生きと働き
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