NTTデータ 保険共同ゲートウェイ20周年、ネットワークインフラの実績重ねる 高まるAPI連携ニーズにも対応
NTTデータが提供する「保険会社共同ゲートウェイサービス(以下、保険共同ゲートウェイ)」が20周年を迎えた。銀行窓販の開始に伴い、乗合代理店の業務効率化のために開発された同サービスは、この20年間、ペーパーレス化やデジタル化、業法改正といった時代の変化に対応しながら、保険業界のネットワークインフラとして確かな地位を確立してきた。2022年には、生保業務の標準的なAPIをまとめた「生保標準API」を公開し、生保会社によるAPI公開をサポートする「insurance API PORT(R)」を提供するなど、進化を続けている。
1月17日、都内のホテルで開かれた20周年記念式典には保険会社40社を含む約100人が集まり、20周年の節目を祝った。参加者らが所属保険会社の枠を超えて親交を深める姿からは、保険共同ゲートウェイが20年にわたって紡いできた業界の絆がうかがわれた。
保険共同ゲートウェイは、保険販売規制の緩和による金融機関での窓販開始に伴い、2002年4月からサービス提供を開始した。現在では生保38社、損保19社、ASP3社と、約1万社の保険代理店が同サービスを利用している。
主なサービスはシングルサインオンサービス(SSOサー
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【出席者】
損保協会専務理事 大知久一氏
日本代協監事 津田文雄氏
同理事(北陸・中部担当) 下村文則氏
福井県代協会長 木下幸太郎氏
石川県代協会長 浜上洋之氏
富山県代協会長 髙木正博氏
〈運営事務局〉
損保協会北陸支部事務局長 吉田徹氏
損保協会広報室室長 樋川明則氏
〈司会〉ジャーナリスト・防災士森隆氏
損保協会と日本代協北陸ブロックは2月18日、石川県金沢市のKKRホテル金沢で「地域連携座談会」を開催した。これまでも損保協会各支部と各県代協ではセミナーやキャンペーンなどを通して協力を図ってきたが、損保業界が抱える諸課題の解決を図るためには顧客と直接接点を持つ代理店との連携が重要となっていることから、座談会での意見交換により現場での一層の対応強化を図る狙いがある。当日は、主に「災害に便乗する悪質な業者問題」「自然災害による被害軽減」「交通事故防止」などの取り組みを中心に討議した。
【テーマ1】災害に便乗する悪質な業者への取り組み
■保険会社、代理店に相談できる態勢づくりを
森 今回、損保業界のさまざまな課題に対し、損保協
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