東京海上HD 国内外の人材を若年時から計画的に育成、経営リーダー育成プログラム構築へ
東京海上ホールディングスは、グローバル保険グループとしてグループ一体の経営モデルを推進し、さらに高い成長を持続させていくための人的投資を一層加速するとし、今後のグループ経営を担う未来の経営リーダーを継続的に育成・輩出していくため、この4月からTokio Marine Group Leadership Institute(以下、TLI)を創設した。
TLIは、今後のグループの中核を担う未来の経営リーダーを育成することが目的で、グループ全体の国内外の人材について若年時から計画的に育成することで、タレントマネジメントと連動した将来の経営リーダー人材プールの充実を図る。また、より多角的な視座や課題認識を持って解決策を導き出せる未来の経営リーダーの輩出を目指し、育成を加速していくとしている。
TLI創設を通じて、国内外の垣根なく東京海上グループ全体へより高品質なトップレベルの経営リーダー育成機会を設けることで、保険事業に関する高い専門性を持ち、新たな価値創造を実現できる経営リーダーを育成していく。
TLIの概要・特色は、①東京海上グループ独自のグローバル経営人材育成プログラム構築②東京海上グループの精神の伝承③社会・公共の発展に貢献でき
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日本生命は、従来、従業員の健康増進・健康管理に関するさまざまな取り組みを実施してきた。2015年度からは健康経営を人材育成に関するプロジェクトの柱の一つに位置付け、19年度に健康経営推進部として専管組織を立ち上げ、取り組みの一層の推進を図っている。同社が健康経営を通じて実現したいビジョンは「健康経営の目指す姿」として公表している。健康経営推進部の田中学健康経営推進課長に具体的な取り組みを聞いた。
――健康経営の取り組みで位置付けていることや柱は。
田中 身体と心の健康増進を柱にしている。身体面は生活習慣病の予防、禁煙推進、がん検診の受診促進等に取り組んでおり、心の健康では、セルフケア・ラインケアの両面から取り組みを進めている。また、身体・心の健康増進のベースとして、ヘルスリテラシーを高めることが基盤であると考えており、全職員への健康に関する教育機会の提供にも取り組んでいる。
――健康経営推進体制は。
田中 健康経営推進部が中心となり、約40人の産業医、健保組合や労務担当の所属など関係部署と協力しながら推進している。また、各所属では健康経営推進リーダー・補佐を任命し、所属ごとの取り組みを推進している。
――健康経営の具体的な取り組み例を。
田中 身体の健康においては、健保
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