明治安田生命 スタンコープ通じ米エレバンス子会社3社買収、団体保険・団体医療保険で販売提携 顧客基盤強化と事業効率化目指す
明治安田生命は3月29日、米国子会社のStanCorp Financial Group,Inc.(以下、スタンコープ社)と、米国で主に団体医療保険を手掛ける大手保険会社Elevance Health,Inc.(以下、エレバンス・ヘルス)が、スタンコープ社によるエレバンス・ヘルスの団体保険事業を営む子会社3社の買収、および両社の営業基盤を活用した販売提携契約の締結で合意したと発表した。買収対象の3社は、日米の監督当局による認可等を前提として、明治安田生命の連結子会社となる予定。
エレバンス・ヘルスは米国有数の大手医療保険会社の一社でインディアナ州インディアナポリスが本社所在地。従業員数は約10万人で、子会社を通じて医療保険やヘルスケアサービスなど約1億1900万人に商品・サービスを提供している。米国14州でブルークロス・ブルーシールド・プランを所有しているが、昨年6月、伝統的な医療保険ビジネスに専念するだけでなく、ヘルスケア全般を手掛けるコングロマリットとなることを目指し、それまでのAnthem(「アンセム」)から「エレバンス・ヘルス」に社名を変更している。
今回買収対象となった子会社は、エレバンス・ヘルスの団体保険事業を営むAnt
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ニッセイ・ニュークリエーション(NNC)は、日本生命が障がいのある人を積極的に雇用する目的で1993年11月に創業し、94年3月に保険業界初の特例子会社として認可を受けた。創業以来育んできた「お互いの障がいを理解し支え合う」という企業文化の下、障がいのある人が能力を発揮できる会社を目指して、社員自らが会社運営の一部を担う「委員会活動」や、障がい特性に起因する困りごとの解決策を自ら提案する「業務改善提案活動(カイゼン)」など、さまざまな取り組みを行っている。
【生活面のサポートにも注力】
約30年前に身体障がいのある社員25人の雇用からスタートしたNNCでは、23年4月時点で身体・精神・知的などさまざまな障がいのある社員394人が在籍しており、障がいの種別に関係なくチームを組んで保険に関わる事務や、印刷・製本、物販などの幅広い業務に取り組んでいる。社員の要望を取り入れて建てられたバリアフリーの社屋には、多目的トイレや大型エレベーターに加え、ユニバーサル機種の飲食自動販売機、トレーニングマシンなどが設置されており、安全・快適な職場環境が整っている。
同社では、「自分たちの職場は自分たちでつくる」という考えに基づき、全社員が参加する「委員会」が会社運営の一部を担う。「社外交流・発信」「社内環境整備」「能力向上」「コミュニケ
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