石川県能登地方で最大震度6強の地震 2市1町に災害救助法適用、損保各社 継続契約・保険料支払で特別措置
5日午後2時42分に石川県能登地方で「令和5年石川県能登地方を震源とする地震」が発生。気象庁によると、震源の深さは12キロメートル、マグニチュードは6.5(共に暫定値)。石川県珠洲市(すずし)で最大震度6強を観測したほか、東北地方から中国・四国地方にかけて震度5強~1を観測した。
地震を受けて、内閣府は同日午後7時に石川県輪島市、珠洲市、鳳珠郡能登町(ほうすぐんのとちょう)の2市1町に対し災害救助法の適用を決定したことを公表。損保協会は同日ホームページで「令和5年石川県能登地方を震源とする地震により被災された皆様へ」を発表し、白川協会長のコメントとともに、災害救助法が適用された地域で契約者が被害を受けた場合、損害保険各社で継続契約手続きや保険料支払いで特別措置を実施すると発表した。財務省北陸財務局は6日に「令和5年石川県能登地方を震源とする地震による災害等に対する金融上の措置について」を発表し、被災者等に対し状況に応じ金融上の措置を適切に講ずるよう金融機関等に要請した。
損保協会は5日の発表の中で、被災者に向けて地震保険の契約の確認を呼び掛けるとともに、災害救助法が適用された地域で契約者が被害を受けた場合、各損保会社が火災保険、自
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