損保ジャパン、㈱日新 フォワーディングシステムと貨物保険手配をAPI連携、貿易のデジタル化で業務提携
損保ジャパンと国際総合物流業の㈱日新(筒井雅洋代表取締役社長)は4月12日、貿易手続きのデジタル化の推進を目的として、両社の基幹システムを相互連携し、荷主の利便性を向上させる新たなスキームを2023年度中をめどに展開することで合意したと発表した。損保ジャパンは、日新が新たに立ち上げたデジタルフォワーディングシステム「Forward ONE(フォワードワン)」上に専用保険を提供し、荷主のシームレスな保険申し込みを可能にする。
相互連携では、日新の「Forward ONE」のフォワーディングサービスを利用する荷主が外航貨物海上保険の手配を希望する場合に、同プラットフォーム上の情報を損保ジャパンの「MARINE My Page」にAPI連携することで、従来それぞれで手続きが必要だったフォワーディングサービスと保険の申し込みがシームレスに完結する仕組みを提供する予定。現在のところ「保険見積り」のみ対応可能で、23年度中をめどに「保険申込み」機能のAPI連携を開発中とのこと。これにより、荷主は申し込みに関する煩雑な手続きが省略されるとともに、専用の保険プランに加入することが可能になる。また、両社は今後、本サービス拡大による申し込み以降の保険サー
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富国生命では、政府による健康経営銘柄や健康経営優良法人認定制度といった各種顕彰制度等の推進により、健康経営に取り組む企業が社会的に評価される環境の整備が進んでいる状況などを踏まえ、2021年度から企業向けの商品として「新団体医療保険(メディカルHOPE)」を提供している。同商品に、健康経営への取り組みを通じた従業員の健康維持・増進や生産性向上を支援するための「健康経営配当」を導入した。
■新団体医療保険の特徴
新団体医療保険は、入院初日(日帰り入院)から支払いの対象となる入院給付金に加え、入院見舞給付金、手術給付金、放射線治療給付金を取扱うとともに、ニーズに応じた保障の型(がん入院倍額型、基本型、入院限定型)や、支払限度日数の型(60日型、120日型)を自由に選択できる団体医療保険だ。
■健康経営配当の特徴
新団体医療保険では、1年ごとに収支決算を行い、剰余金が生じた場合には配当金(剰余金×配当率)として支払っている。
同社の健康経営配当は、経済産業省等が実施する健康経営優良法人認定制度において健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定されている団体に対し、通常の配当金に加えて割増配当金を支払うもの。
団体が保険料を負担する「全員加入タイプ」だけでなく、従業員等が保険料を
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