日本生命、3メガ損保ほか 効果的・効率的情報開示でESG投資促進、サステナブルファイナンスプラットフォームを共同検討 運用機関が重視するESG情報を確認できる場に
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上)、損保ジャパン、東京海上日動、日本生命、日立製作所、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行は5月25日、サステナブルファイナンスの発展に向けた事業構想の共同検討に関する覚書を締結したと発表した。運用機関と上場企業の間のESG情報開示に関する相互理解を深めるサービスの提供により、効果的・効率的な情報開示と運用機関の投資判断を促進。これにより、高まるESG投資やESGマーケットを後押しし、健全な市場の発展に貢献していく。今年夏をめどにESG投資を促進するデジタルプラットフォームのベータ版サービスの提供に向け共同で一般社団法人を設立する予定で、設立法人でプラットフォームの有用性を検証し、正式なサービス化に向けた共同検討を推進していく。
近年、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)への関心の高まりを背景にESG投資は急拡大しており、2020年における世界のESG投資額は約35.3兆ドル(約3900兆円、世界持続可能投資連合〈GSIA〉調べ)に上っている。国内外の企業におけるESGに関する取り組みが活発
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人的資本を最大化する実践論として「キャリアオーナーシップ経営」を目指す企業を募り、優れたアウトプットや成果を出している企業を表彰する「キャリアオーナーシップ経営AWARD2023表彰式」が5月8日、東京ミッドタウン八重洲カンファレンスで開催された。同アワードの表彰は今回が初となる。当日はファイナリスト企業9社から、グランプリ1社、4部門の最優秀賞8社が発表された。グランプリにはSOMPOホールディングスが、キャリアの変革部門の最優秀賞には三井住友海上が選ばれた。
「キャリアオーナーシップ経営」とは、「はたらく個人の力を最大化させ、社会の力に変えていくために、企業が経営戦略、事業戦略、人材戦略をダイナミックに連携させた新人材戦略の策定と実施を通じて、キャリアや仕事を主体的に捉え、自律・自走しながら周囲と共創する人材(=キャリアオーナーシップ人材)を増やし生かすことで、個人と組織が対等な新たな関係性を構築・再構築し、個人と組織の持続的な成長を共に実現していく経営」を意味するもの。
キャリアオーナーシップ経営AWARD2023実行委員会が主催する同アワードの審査会には、審査委員長の一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄教授をはじめ、人的資本の最大化に取り組む有識者やCHRO(最高人事責任者)、同アワードの実行委員長であり「キャリアオー
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