東京海上HD 米国のGGEBS社を買収、成長見込まれるギャップ医療保険取り込み
東京海上ホールディングスは7月18日、同社グループの米国 HCC Insurance Holdings,Inc. 社(Tokio Marine HCC社、以下、TMHCC社)を通じて、当局からの認可等を条件として米国の保険総代理店 Gulf Guaranty Employee Benefit Services, Inc. 社(以下、GGEBS社)を買収することで売買契約を締結したと発表していたが、8月1日にその買収が完了したことを発表した。出資資金は全額TMHCC社の手元資金から充当した。
GGEBS社は、米国で拡大が期待されている中小企業向けのギャップ医療保険を取り扱う保険総代理店。ギャップ医療保険とは、雇用主が従業員に対して手配する「プライマリー健康保険」で支払いの対象外となる医療費用を補償するための付随的な保険の総称で、メーンの健康保険である「プライマリー」に対して「セカンダリー健康保険」と呼ばれることもある。GGEBS社のギャップ医療保険は、「プライマリー健康保険」で高額の免責金額が設定されている場合に、その免責金額を下回る医療費用の一部を補償する商品。同社は1970年の設立で、主な所在地は米国ミシシッピ州フローウッド市。従業
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〈新卒・中途採用の最新事情9 アフラック 人財戦略第二部ビジネスパートナー課長倉持兼一氏に聞く〉
アフラックでは、新卒採用について取材した。学生の変化に合わせて、主体的なキャリア形成に向けた制度や、職業体験型のインターンシップの導入に特徴がある。学生の希望や思いを、最大限に生かすための各種取り組みにも注力している。内々定の通知から入社までの期間についても、学生の気持ちに寄り添った企画などの工夫がみられる。人財戦略第二部ビジネスパートナー課長の倉持兼一氏に具体的な取り組みを聞いた。
――御社におけるここ3、4年くらいの新卒採用の変化や特徴について。
倉持 主に二つあり、「WING制度の導入」と「職業体験型(ジョブ型)のインターンシップ・イベントの実施」が新しい。当社は、「人財を大切にするコアバリュー」のもと、「多様な人財が自律的に働き、最大限に力を発揮しながら、主体的にキャリアを形成できる環境を構築する」ことを理念として、2021年から職務等級制度を基軸とした新たな人財マネジメント制度を導入している。この新たな人財マネジメント制度では、部門型人財マネジメントのもと、人財のキャリア開発と能力開発を強力に推進することに取り組んでいる。これに基づいて、23年の新卒採用からは、新入社員においても主体的なキャリア形
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