損保ジャパン 自然災害への備えをサポート、「かんたん家財評価ツール」提供開始 業界初、顧客自ら家財評価額を算出
損保ジャパンはこのほど、顧客の自然災害への備えをサポートするための取り組みとして、「かんたん家財評価ツール」の提供を開始した。パソコンやスマートフォンを使って自宅の家財評価額を算出し、適正な保険金額を設定してもらうことで、被災時にも十分な保険金を受け取れるよう促していく。同社によると、顧客自らが家財評価額を算出するツールを損保会社が提供するのは初めてだという。
顧客の所有する家財の評価額を可視化する「かんたん家財評価ツール」は、専用ページにアクセスして利用するオンラインツールで、「大人の人数」「子どもの人数」「世帯主の年齢」の3項目を入力するだけで、目安となる家財評価額を算出することができる。評価額は「家具」「衣類」「家電」「身の回り品」「趣味・娯楽」「学用品・玩具」「その他」の7項目で視覚的に表示される。
また、各項目の内訳ごとに、顧客の実態に合った家財の金額に調整することができる。例えば、「家具」では「ソファ、テーブル、カーテンなど」「ベッド、寝具類、タンスなど」「照明、暖房器具など」に分かれており、それぞれ5万円単位から増減できる。
最終的に確定した家財評価結果は、ワンクリックでPDFのチラシとして出力され、保存したり、
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一般社団法人RINGの会は7月15日、パシフィコ横浜国立大ホールで「第24回オープンセミナー」を開催した。「躍動」がテーマとなった今回は、同セミナー史上初の試みとして、全セッションで代理店パネルディスカッションを実施。保険代理店経営者たちが、当日参集した約1200人の保険業界関係者の前で、新しい時代の保険ビジネスについて白熱した議論を交わした。
今回のオープンセミナーでも前回同様、セミナー会場である国立大ホール1階のマリンロビーには、19社のスポンサー企業の来場者向け展示ブースが設けられた。また、前回セミナー会場で行われた展示企業のプレゼンテーションは、マリンロビー内に設けられたプレゼンテーションブースで行われ、一部の出展企業が7分の持ち時間で自社の商品やサービスなどをアピールした。
セミナーのオープニングでは、RINGの会会長の小坂学氏とオープンセミナー実行委員長の永井伸一郎氏が登壇し、あいさつを行った。小坂氏は、急激なオンライン化によって良質な情報を手に入れやすくなったが、それが代理店の経営の方向性を決めあぐねることにも結び付いているのかもしれないと述べ、さらに、昨今は「増収減益」という言葉をよく聞くようになったと語り、今は単純に売り上げを伸ばすだけでは、評価を得られない時代に入ってきている可能性があるとの見解を示した。その上で
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