かんぽ生命 23年度第1四半期決算 純利益は80%増の210億円、新契約年換算保険料は38%増
かんぽ生命が8月10日発表した2023年度第1四半期決算によると、保険金支払が減少した一方、保有契約の減少および順ざやの減少により基礎利益は減少。キャピタル損益の改善により、経常利益は前年同期比310億円増加し441億円となった。連結の経常利益は同297億円増の432億円で、通期業績予想の1400億円に対する進捗率は30.9%。キャピタル損益および順ざやに含まれる為替に係るヘッジコストについては価格変動準備金により中立化され、連結四半期純利益は同80.9%増の210億円となり、通期業績予想の720億円に対する進捗率は29.2%だった。
連結業績ではその他、経常収益は前年同期比151億円減の1兆5937億円で、通期業績予想の5兆8900億円に対する進捗率は27.1%。このうち、保険料等収入は同285億円減の5484億円、資産運用収益は同670億円増の3229億円、責任準備金戻入額は同713億円減の6881億円だった。経常費用は同449億円減の1兆5505億円で、このうち保険金等支払金が同877億円減の1兆3342億円、資産運用費用が同454億円増の881億円、事業費等が同26億円減の1280億円だった。
かんぽ生命単体ベースでは、新
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〈新卒・中途採用の最新事情14 日本におけるAIGグループ AIGビジネス・パートナーズ㈱人事部タレントグループ採用担当責任者 林大介氏に聞く〉
AIGでは、「日本におけるAIGグループ全体」の中途採用および新卒採用について取材した。中途採用では、グローバルネットワークを生かしたダイナミックなビジネスや地域密着のネットワーク、のびのびと仕事ができる企業カルチャーなどをアピールするとともに、新卒採用では、今後の若年者労働人口の減少を意識した採用・育成にも取り組んでいる。AIGビジネス・パートナーズ㈱人事部タレントグループ採用担当責任者の林大介氏に詳細を聞いた。
――中途採用について、近年の変化は。
林 ここ3、4年は中途採用の人数はほぼ横ばいが続いた。外資系企業として過去から中途採用を積極的に行っており、パンデミック期間中も含めてここ数年も欠員補充を中心に一定数の中途採用を行っている。管理部門においてはパンデミック期間中に退職者数の減少が一定期間見られたこともあり、この間はそれに応じて補充する中途採用人数も減少した。
――採用における御社の方針や工夫は。
林 選考をすべてオンライン面接で実施することが普通になり、採用側と候補者双方の利便性は大きく高まった。一方会社の雰囲気を知っていただくこ
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