東京海上日動あんしん生命 新医療保険「あんしん治療サポート保険」発売、生活習慣病を通院治療から保障 健康還付給付金タイプもラインアップ
東京海上日動あんしん生命は8月2日から、新たな医療保険「あんしん治療サポート保険」(正式名称:特定疾病治療保険(無解約返戻金型)[無配当])の販売を開始した。治療が長引きやすい生活習慣病8疾病を対象に業界初(6月現在、同社調べ)となる通院治療から保障する医療保険。加えて、顧客の健康を応援する保険料の割引制度、健康増進に資する新サービス等を提供する。また、8疾病の保障では業界初(6月現在、同社調べ)となる健康還付給付金を支給するタイプもラインアップしている。
「あんしん治療サポート保険」では、「治療が長引きやすく、負担の大きい疾病にしっかり備えたい」「長く元気で過ごせるよう、重症化してからではなく、軽度な段階から早期治療をサポートしてほしい」といった顧客からの声に対して、入院日数に応じて保障する従来の医療保険にはない新たなコンセプトで応え、入院の有無にかかわらず、治療が長引きやすい生活習慣病を通院治療から保障する。保険契約の型に応じて対象となる特定の疾病の治療を直接の目的として、所定の通院をしたとき、疾病の種類ごとに1年に1回かつ保険期間を通じて10回を限度に特定疾病通院給付金を支払う。
保険契約の型には、疾病の種類ごとにⅠ型(がん
続きは新聞でお読みください。
日本貿易保険(NEXI)は7月25日、東京都千代田区の同社会議室で、2022年度の事業実績や23年度の注力施策についての記者説明会を実施し、黒田篤郎社長が、「高まる地政学的リスクと企業のリスクヘッジ手段としての貿易保険の役割」と題して、同社の取り組みを紹介した。ウクライナ危機や今後の中台関係の緊張等、地政学的リスクが増大する中、22年度の同社の保険引受実績は17年度の株式会社化以降最大額となり、保険利用者数も増加している。黒田氏は、22年度に行われた7年ぶりの貿易保険法改正も踏まえ、顧客ニーズに沿った新商品を打ち出していると語り、新たな取り組みとして、JOGMECとの水素、アンモニア、CCS等の分野での協力、MUFGとのブレンデッド・ファイナンス促進協力、海外スタートアップ支援、国内融資への保険提供等を解説した。
冒頭、黒田氏は、「企業の求める強靭性へのニーズ、リスクヘッジのニーズに応えるべく、わが国唯一の公的貿易保険機関として引き続き最善を尽くす」と自身の社長再任に当たっての抱負を語り、今後も①顧客基盤の拡大②貿易保険制度の充実③国際連携の強化―の3点を事業軸に、さらに強固なものとしていく、と決意を示した。
同社の22年度の保険引受実績は、約7.6兆円(前年度比10%増)となり、17年の株式会社化後最大額となった。19年度まで引受
(2週間無料でお試しいただけます)