生保各社23年度第2四半期(上半期)決算 コロナ影響去り増収・増益基調、保険料等収入は9%増20兆円に
2023年度第2四半期(上半期)の生命保険各社の業績がまとまった。生保協会集計による生保42社の保険料等収入は20兆1027億円で前年同期比9.0%増と増収。新契約年換算保険料は1兆1872億円、同17.3%増と好調。純剰余(利益)は7497億円(同14.4%増)の増益となった。(本日4~6面に生保協会会員各社の業績詳細(本紙調査)を掲載)
日本生命グループの連結業績は増収・増益で、連結保険料等収入は日本生命、ニッセイ・ウェルス生命の一時払商品の販売増を主因に前年同期比38.4%増の4兆1089億円。基礎利益は新型コロナウイルス感染症に係る給付金支払の減少等による危険差益の増加を主因に同38.0%増の3577億円となった。国内の新契約年換算保険料は同42.9%増の2531億円、保有契約年換算保険料は前年度末比2.2%増の4兆6942億円と増加した。23年度通期の業績見通しについては、保険料等収入は一時払商品の販売増を主因に増収、基礎利益は新型コロナウイルス感染症に係る給付金支払の減少等を主因に増益を見込む。
かんぽ生命は新型コロナウイルス感染症に係る保険金支払の減少とキャピタル損益の大幅な改善により単体の基礎利益は前年同期比271
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メットライフ生命は11月22日、東京都目黒区のウエスティンホテル東京で「第2回Women in Sales Summit(ウーマン イン セールス サミット)」を開催した。女性活躍およびDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の推進に向けた施策として営業部門の女性社員同士によるネットワーキングを目的に実施したもの。当日は、全国の各営業部門から推薦によって選ばれた48人の女性社員が参加し、役員8人を交えてのテーブルディスカッションを行った他、作家やビジネスコンサルタントとして活躍する㈱HIROWA代表取締役の和田裕美氏が講演した。
オープニングスピーチを行った執行役専務最高営業責任者の甲斐講平氏は、会社の発展には女性の活躍が不可欠であるため、所属の異なる女性社員が集結する貴重なこの機会にキャリア形成における悩みや工夫などを共有し、自身の成長と活躍につなげてもらうことを望むと述べた。
また、営業部門は他部門に比べダイバーシティが遅れており、こうしたカルチャーを変えられるのは現場の社員の行動だとした上で、「会社としても、育児・介護と仕事の両立を体験するプログラムの実施などを通じてDEIの理解促進に務めていくので、ぜひカルチャー変革の担い手になってほしい」と呼び掛けた。
次に、和田氏が「陽転思考となりたい自分に
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