T&Dフィナンシャル生命/レオス・キャピタルワークス つみたて継続保険「つみえーる」提供へ 投資信託の積立予定金額を保障 つみたてNISAにも対応
T&Dフィナンシャル生命と投資信託「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス㈱(東京都千代田区、藤野英人代表取締役社長)は5月7日、つみたて投資と保険が一体となったサービス、つみたて継続保険「つみえーる」を2025年夏ごろより提供を開始すると発表した。投資信託の積立予定金額を保障する保険は日本初(5月7日時点、T&Dフィナンシャル生命調べ)。
レオス・キャピタルワークスはSBIレオスひふみ㈱のグループ会社で、2003年に創業した資産運用会社。運用・販売する投資信託「ひふみ」シリーズは、守りながらふやす運用で顧客の長期にわたる資産形成を応援する商品で、投資顧問業としては国内外の企業年金基金、機関投資家の顧客の資産を受託、運用している。
つみたて継続保険「つみえーる」はレオス・キャピタルワークスが販売・運用する「ひふみ」シリーズの投資信託へのつみたて投資とT&Dフィナンシャル生命が提供する保険が一体となった新たな金融サービスで、資産形成に欠かせない積立の「継続」をサポートするために、「ひふみ」から三つの「えーる(応援)」を届けるとしている。
「ひふみ」の三つの「えーる」機能とは、①シミュレーションで目標が見「えーる」(顧客の目標達成のために必要な積立金額をシミュレーションする)②つみたて投資で利益を「えーる」(「ひふみ」シリーズの投資信託につみたて投資をすることで投資のリターンを得ることが期待できる)③保険でつみたて投資に「えーる」―で、このうち③の機能が、顧客の万が一により積立資金を拠出することが難しくなった場合に、給付金または保険金(以下、給付金等)を支払い、つみたて投資を継続できるようにするもの。
T&Dフィナンシャル生命が引受ける「つみたて継続保険」の正式名称は、「無配当特定疾病障害介護保障保険(団体型)」。支払要件に該当する保険事故が発生すると、つみたて予定金額と投資元本(対象投資信託の積立合計額)との差額を一時金で保障する。
保障プランには、①通常プラン(死亡+障害・介護に対応)と②充実プラン(死亡+障害・介護+三大疾病に対応)がある。
保障金額は、保険対象積立金額×12カ月×支払要件該当日以後、保障期間満了までの年数。
加入対象者はレオス・キャピタルワークスの直販口座で毎月同額つみたてを行っている顧客で、NISAでのつみたても対象となる。対象となる投資信託は、ひふみ投信、ひふみワールド、ひふみらいと、ひふみマイクロスコープpro、ひふみクロスオーバーpro。
申し込みはひふみ公式サイトまたはひふみWebサービスから申し込む。保険料払込方法はクレジットカード払。
特に保険金サービス部門のアイデアはお客さま起点のアイデアが多く、「SJ―R」で目指していくお客さまの立場で考える会社になるという、その変革の兆しを垣間見ることができた。今、当社では「SJ―R」に基づき保険金支払いのプロセスを抜本的に見直しているところであり、こうした現場発のアイデアを本社部門が一緒に検討していけるのは、当社はもちろん、お客さまや代理店さんにとっても非常に意味のあることだと捉えている。
――運営面で工夫した点は。
谷田部 今回は社員投票の導入など、これまでと比べて変えた点がいくつかあるが、できるだけ選考にお客さま視点を取り入れるため、特定の部署に声掛けをして中途入社の社外業務経験者、約10人に二次審査に参加してもらった。彼らは社歴が浅い分、お客さまに近い視点を持っているだろうと考えてのことだ。実際の審査でも新たな観点からの評価で、参考になるものが多くあった。
――「イノベーションチャレンジ」全体の管理・運営の他、事務局ではどのような役割を。
谷田部 三次審査を通過した24件のアイデアは、最終審査となる社員投票や役員審査会に向けて、約2カ月間で企画のブラッシュアップ、プレゼンテーション動画の作成を行う。この間、発案者のサポート体制を充実させるため、本社部門による伴走支援を実施した他、外部講師を招き、企画の
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