第一生命 プラットフォーム「資産形成プラス」開始、資産形成・承継支援領域で独自コンテンツ提供 住信SBIネット銀、楽天銀で専用ネット支店開設
第一生命は1月11日から、顧客の多様化するニーズ・価値観などに応えることを目的に、資産形成・承継領域において独自コンテンツを提供するデジタルプラットフォームサービス「資産形成プラス」を開始した。デジタル接点を通じて顧客の日常に寄り添いながら、資産寿命の延伸に向けたアドバイスや情報を一人一人に届けることで、より身近な日常から資産形成・承継を考えるきっかけを提供し、資産寿命延伸への貢献を目指す。同プラットフォームでは、住信SBIネット銀行と楽天銀行が提供する「BaaS(注)」の仕組みを活用した第一生命専用の銀行サービス(以下、ネットバンクサービス)も提供する。
第一生命は一生涯のパートナーとして、全ての人々が世代を超えて安心に満ち、豊かで健康な人生を送れるwell―being(幸せ)に貢献し続けられる存在でありたいとの思いの下、事業領域を四つの体験価値(保障、資産形成・承継、健康・医療、つながり・絆)へと広げ、従来に増して顧客に寄り添っていくことを目指している。資産形成・承継領域については、人生100年時代を迎え、また一人一人の価値観が多様化する今、顧客それぞれに合わせた計画・備えが重要となってきているとしている。
デジタルプラットフ
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日本生命では2022年、「販売改革元年」として大きく2点の進展があったという。1点目は、職員一人ひとりの「お客様本位の活動」を評価する「ニッセイまごころマイスター認定制度」を導入した点で、導入により、単純な成果の量だけでなく顧客にとってより良いサービス提供・提案とは何かをこれまで以上に追求しながら取り組む風土が醸成されてきている。2点目は、コロナ禍を背景とした「営業職員活動における対面(リアル)とデジタルの融合」だ。販売改革元年の振り返りと具体的な取り組み、今後の展望などを聞いた。
ニッセイまごころマイスター認定制度
「ニッセイまごころマイスター認定制度」は、「お客様本位」の営業活動への取り組み状況を可視化することで、職員一人ひとりの意識の醸成と行動の実践のレベルアップをこれまで以上に促すための制度だ。
認定については、これまで個々の評価項目として査定していた項目のうち、「お客さまからの信頼の証」として評価できる項目を「活動実績評価」とし、そこに、営業活動に対し職員一人ひとりが「日々どういう姿勢で取り組んでいるか」という活動実態への「定性的評価」を加味することとしている。
「ニッセイまごころマイスター認定制度」では、具体的には、活動実績と定性的評価を総合的に評価し、3段階(ゴールド・シルバー・ブロンズ
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