住友生命グループ 22年度決算 新契約保険料は29%増に、基礎利益は22%減2613億円
住友生命が5月23日に発表した2022年度決算によると、住友生命グループの新契約年換算保険料は、住友生命での海外金利上昇等に伴う外貨建一時払商品の販売好調や海外事業(シメトラ)での個人年金・企業保険の販売増および円安影響により、前年比28.9%増の2780億円となった。グループの保険料等収入は、新契約の増加に伴い同7.1%増の2兆5830億円。基礎利益は海外事業(シメトラ)が伸展した一方、住友生命・メディケア生命でコロナ支払増の影響などを受け、同22.6%減の2613億円だった。23年度のグループ業績予想については、保険料等収入は前年比0.9%減の2兆5600億円程度、基礎利益は同12.0%減の2300億円程度を見込む。
住友生命グループの新契約年換算保険料2780億円のうち、住友生命は海外金利上昇等に伴い外貨建一時払商品の販売が好調となったことなどにより前年比8.6%増の1094億円、メディケア生命は同6.5%減の184億円となり、国内事業全体では同6.1%増の1278億円となった。海外事業(シメトラ)は、個人年金や企業保険の販売が増加したことに加え為替が円安に進んだことも寄与し、同57.7%増の1502億円だった。
保有契約年
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HDI―Japanは5月17日、東京都新宿区の京王プラザホテルでカスタマーサポートの優秀企業を表彰する「HDIアワード2023」を開催した。今回から午前と午後の2部制で行われ、表彰式では、22年度のWebサポート格付け、問合せ窓口格付け、クオリティ格付けで三つ星を獲得した企業等、また、五つ星・七つ星を獲得した企業を紹介した。保険業界からは前回開催時と同様に15社が表彰され、その中であいおいニッセイ同和損保が、サポートセンター国際認定(SCC)の「七つ星」を2年連続で獲得したことが明らかになった。当日は金融、通信など多様な業界から約80社、合計約300人が参加した。
開会のあいさつで同社代表取締役CEOの山下辰巳氏は、「日本のサポート業界のベスト・オブ・ザ・ベストの人たちが集まった。交流を深め、さまざまな情報交換をしてもらいたい」と呼び掛けた。
パートナー企業のあいさつでは、パーソルワークスデザイン代表取締役社長の軽井宏直氏が、三つ星や五つ星、七つ星の受賞はそのプロセスに価値があると述べた上で、「ユーザーの満足度が上がることに伴い、一緒に仕事をするオペレーターやメンバーの顔色も変わってくる。多くの人が働きたいと思うような業界にするために、今後も一緒にがんばっていきましょう」とメッセージを送った。
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