プルデンシャルHD 22年度末決算、基礎利益29%増2212億円に
プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン(プルデンシャルHD)は5月23日、プルデンシャル・グループ4社(プルデンシャルHD、プルデンシャル生命、ジブラルタ生命、PGF生命)の2022年度決算を発表した。それによると、連結経常収益は前期比25.5%増の4兆2963億円、連結保険料等収入は同41.0%増の3兆2554億円だった。親会社株主に帰属する当期純利益は同32.5%減の917億円。
グループの総資産は前年度末比0.2%増の18兆3188億円、連結ソルベンシー・マージン比率は前年度末差12.5ポイント低下し898.6%だった。生命保険会社3社(プルデンシャル生命、ジブラルタ生命、PGF生命)合算の基礎利益は、前期比29.2%増の2212億円だった。生保3社合算の新契約の状況(個人保険+個人年金保険合計)を見ると、新契約年換算保険料は同11.5%増加し1410億円だった。新契約高は同2.1%減の5兆7725億円だった。保有契約年換算保険料は前年度末比1.3%増の1兆9989億円だった。保有契約高は同0.2%増の86兆7772億円。
個社ごとの業績を見ると、プルデンシャル生命の保険料等収入は前期比35.0%増の1兆4330億円
続きは新聞でお読みください。
朝日生命は、「2030年の当社のありたい姿(目指す姿)」として、「人生100年時代を迎え、生命保険事業を通じて、社会の課題解決に貢献する会社、お客様の“生きる”を支え続ける会社」を掲げている。23年度は新契約価値の着実な積み上げを目標に掲げ、主軸の営業職員チャネルでは、「質」と「量」を伴った営業職員体制の持続的な成長の実現を目指す。営業企画課長の阿部英昭氏に具体的な方針を聞いた。
――昨年度の振り返りを。
阿部 昨年度は、中期経営計画「Advance」の2年目であり、「人財づくり」「創客(注1)」、「第三分野戦略の推進」に注力した。医療と介護の新規契約を中心に、主要指標を達成することができ、また、グループ全体の保障性ANPについても前年度以上の伸展を果たすことができた。一方で、営業活動については、コロナ禍以前の活動量までに戻すことは難しかった。
――今年度の営業職員チャネルでの重点的な取り組みは。
阿部 メーンの営業職員チャネルでは、「質」と「量」を伴った営業職員体制の持続的な成長の実現を目指す。営業職員チャネルの目標は「当社の強みである医療・介護保障等、新規契約の拡販により保障性ANPの伸展を図り、新契約価値を着実に積み上げること」で、基本方針は「質と量を伴った営業職員体制の構築・成長」だ。そのため
(2週間無料でお試しいただけます)