三井住友海上　ブラジル・ポルトＧと戦略的包括提携、自動車保険等で共同保険体制に移行

　三井住友海上あいおい生命は、「三井住友海上あいおい生命行動憲章」に、社員の果たすべき七つの責任の一つとして「環境への責任」を掲げるなど、地球環境問題を経営の重要課題として位置付け、省エネ・省資源、リサイクル活動を通じて、地球環境の保全と改善に取り組んできた。２０５０年度までにＣＯ２排出量を実質ゼロ（ネットゼロ）、３０年度までに５０％削減を目標に掲げており、地域連携の取り組みや森づくり、ＥＳＧ投資などにも力を入れている。人事総務部総務グループ課長代理の渡部美奈子氏、経営企画部広報・サステナビリティグループ課長の鈴木幸子氏、財務部財務グループ次長の正本英樹氏に詳細を聞いた。

　――省エネ、省資源、リサイクルなどの取り組みについて。
　渡部　「新たな働き方」（リモートワークの活用、会議・報告の半減等）と「ＭＳ＆ＡＤグリーンアースプロジェクト」（グループ社員による環境負荷低減・社会貢献取り組み）を両輪に、計画的に「ガソリン」「電力」「紙使用量」の削減に取り組んでいる。「ガソリン」については、ドライブレコーダーの走行記録データを基とした配備車両数の適正化（現地責任者の意見も反映）、カーシェアの活用推進、リモートワーク・ウェブ会議の活用などによる社有車利用頻度の削減、社有車の低燃費車両への入れ替え、エコ安全ドライブの実施などを進めている。