SOMPOHD 23年度第2四半期(中間期)決算、修正利益は823億円増益 通期正味収保・純利益は過去最高見込む
SOMPOホールディングスが11月17日に発表した2023年度第2四半期決算によると、連結経常収益は前年同期比5.3%増の2兆6596億円となった。このうち正味収入保険料は、海外保険事業が200億円の増収となったものの、損保ジャパンが373億円の減収となったことにより、同143億円(0.7%)減収の2兆889億円を計上した。連結経常利益は1810億円(前年同期実績は▲880億円)、親会社株主に帰属する中間純利益は1315億円(同▲771億円)だった。修正連結利益は海外保険の資産運用利益の増加、コロナ影響の剥落を主因に、前年同期比823億円(161.8%)増益の1332億円。
11月17日の中間決算発表では、始めにビッグモーター社による不正事案への対応として、社外調査委員会の最終報告書(年内めどに受領予定)の内容も踏まえて抜本的に対応すること、 その上で、損保ジャパンの持続的成長に資する変革をSOMPOグループ一体となって検討・実行することが報告された。また、次期中計のコンセプトとして「レジリエンス」、「コネクション」をキーワードとし、3つの柱を軸に顧客ニーズに応え続けられるユニークな事業展開を追求することなどが発表された。
SOM
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日本におけるDiveInフェスティバル運営委員会は、「DiveInフェスティバル2023」を世界同時開催時期に合わせて9月26日~28日の3日間、オンライン配信およびリアル(会場:東京ミッドタウンカンファレンス)のハイブリッド型で開催した。本年度のテーマは、「Unlocking innovation : The Power of Inclusion(イノベーションを解き放つ:インクルージョンの力)」。世界経済は前例のない巨大な課題に直面し続けており、保険業界がそれらの課題に迅速に対応するためには、イノベーションを起こす必要がある。その実現には、保険業界が多様な視点を重視し、包括的な文化を創造することが不可欠。そこで日本では、3日間にわたり、世代間のギャップ、多様な働き方、女性の健康課題などに焦点を当てた四つのテーマのセッションが行われた。
Day1
日本におけるDiveInフェスティバルは運営委員会のメンバーであるAIGジャパン・ホールディングスの長瀬昭氏によるオープニングスピーチで幕を開けた。同氏は、6年目を迎えた日本での開催にあたり「DiveInは業界全体のご協力の上に成り立っている。変化する世界の中で、保険業界は性別、嗜好性、メンタルヘルスなどあらゆる側面を含むダイバーシティを再定義し、優秀な人材を引き付けるために進化しなけれ
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