ＭＳ＆ＡＤＨＤ　２３年度第３四半期決算　純利益１０２％増、進捗率１００％　連結正味収保は８％増３．２兆円に

　はなさく生命は、「女性の社会進出や活躍が進む中で、心身の変化、女性特有の疾病・リスクの増加、家事・育児・介護など女性が直面する課題が多くある」との認識を示しており、そうした課題認識を背景に、「女性がライフステージで向き合う健康問題にしっかり対応することで社会課題の解消に貢献していきたい」と、女性を意識した取り組みを推進している。
特に、商品の開発や改定、イベントの開催・地域連携などに力を入れている。

　■女性を意識した商品開発や改定
　同社は営業開始以来、女性の保障を充実させる商品開発に取り組んできた。２０２３年６月に商品改定した「はなさく医療」、同年１０月に販売開始した「はなさくがん保険」には、女性の健康増進に寄与する「女性がん早期発見サポート特約」を設けている。
　同特約では、初めて女性特有のがんと診断確定されたときに一時金を受け取れる「女性特定がん診断一時給付金」と、２年ごとの乳がん・子宮頸がん検診の受診で異常指摘がなかった場合（かつ２年ごとの支払基準日に生存）に給付金を受け取ることができる「女性がん検診支援給付金」で女性の健康増進をサポートする。
　統合マーケット企画部の山﨑美佳課長は、「女性にとって特に心配な乳がん・子宮頸がんについて、進行度（ステージ）の低いがんほど、その後の生存率が