東京海上日動 プラットフォーム「ビジクルby東京海上日動」開発 ビジネスマッチング事業本格展開へ 代理店に積極提供し顧客に紹介
東京海上日動は、2024年度からビジネスマッチング事業を本格展開する。保険代理店に対しては、新たに同事業専用に開発したビジネスマッチングプラットフォーム「ビジクルby東京海上日動」を提供し、顧客に対して「保険の領域にとどまらないソリューション」を届けていく考えだ。次期中期経営計画(2024―2026年)では、ソリューション事業の拡大をグループの重点戦略に位置付ける。
ビジネスマッチング事業は、「顧客が抱える課題やリスクのうち、保険商品では解決できない領域について、同社のグループ会社や提携企業のソリューションを紹介」するもの。
ビジネスマッチング事業の本格展開に向けて代理店に提供する「ビジクルby東京海上日動」は、㈱BusinessTech(三浦一大代表取締役CEO)と提携して開発したプラットフォームだ。東京海上日動は、「このプラットフォームには、当社グループ企業や提携企業のソリューションが集約されており、保険代理店や当社社員が、顧客に画面やチラシ等を見せながらソリューションを提案することができる。お客さまからニーズがあった場合には、プラットフォーム上で情報提供に関する同意取得を行うことで、顧客情報がソリューション提供企業に連携され
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損保OB社労士がアドバイス 法人開拓に役立つ「社長の年金」のポイント 連載第144回
社長の年金コンサルタント協会 奥野文夫代表理事
【Q】年金について混乱している社長が検討すべき順番は?
顧客企業の社長(63歳男性)に年金請求書が届き、年金について混乱しているようです。社長はどのような順番で年金受給について検討すればよいのでしょうか。
【今日のポイント】
●特別支給の老齢厚生年金の請求書が届いたタイミングで、さまざまな断片的な年金情報を見聞きして混乱している社長が多い
●特別支給の老齢厚生年金の請求手続き・加給年金額・繰下げについて考える前に、役員給与設定を検討すべき
【回答】
中小オーナー企業社長が自身の年金受給を検討する場合、本来望ましい順番は次の通りです。
〈ステップ1〉現状の確認
現在の役員給与設定のまま働き続けたら年金はどうなるのかを確認する
〈ステップ2〉今後の事業計画・人生計画の検討
いつ・誰(どこ)に事業を承継させるのか、いつまで・どのような形で働くのかなどを決める
〈ステップ3〉計画に沿った役員給与設定・年金の
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