明治安田生命 予定利率引下げ「利率上乗せ特則」自動付加 25年4月から新たな団体年金保険引受け 運用利回りと市場金利との連動性も明確化
明治安田生命は4月8日、2025年4月から確定給付企業年金保険、新企業年金保険(02)、厚生年金基金保険(02)を対象に主契約(一般勘定)の予定利率を引き下げ、固定の予定利率(1階)、3年保証の上乗せ利率(2階)、配当(3階)の「3階建て」の仕組みで構成する新たな商品として引受けを開始すると発表した。
新しい団体年金保険(一般勘定)では、2025年4月に固定の予定利率を引き下げる一方で、運用利回りと市場金利との連動性を明確化した運用方針を定め、金利環境が好転した場合には運用の成果を反映できるよう、有期(3年)で利率を上乗せする「利率上乗せ特則」を新たに開発して契約に自動付加する。新たな商品では、国内債券の代替として、顧客の年金運用安定化ニーズに「安心・確実・安定」で応え、運用利回りが市場金利(新発20年国債利回りの10年平均)と一定の連動性を確保する資産運用を志向する。
具体的な内容は、確定給付企業年金保険、新企業年金保険(02)、厚生年金基金保険(02)について、主契約(一般勘定)の予定利率を現行の1.25%から0.50%に引き下げる(▲0.75%)。その一方で利率上乗せ特則を自動付加し、上乗せする利率は3年ごとに設定するが、2
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第一生命は、2022年4月の日比谷本社ビル「DNタワー21」の単独所有化を機に、ビルの名称を「第一生命日比谷ファースト」に変更するとともに「ポストコロナ時代のウェルビーイングが高まるオフィスビル」をコンセプトとした大規模リノベーションを開始し、23年に外部テナントが入居する新たなオフィスビルを完成させた。ビルに集まる人のウェルビーイング向上に向けた取り組みを歴史を継承しながらサステナブルに推進するに当たり、重要な役割を果たしているのが、食堂のあるウェルビーイングフロアの「LOFFT」だ。
「自然とのつながり」感じる空間
第一生命日比谷ファースト低層基壇部の屋上ペントハウス部分に設けられたLOFFTには、食堂に加え、カフェ、バー、コンビニエンスストアがあり、さらに食に関する書籍を並べたライブラリーや、健康経営の取り組みの一環として設置されたリラクゼーションルームも設けられている。
ペントハウスを表す「LOFT」と、仕事のオンとオフのバランスを考えて働いてほしいという思いを込めた「OFF」を組み合わせて「LOFFT」と名付けられたこのフロアは、多様な人々の偶発的な出会いと交流を通じたイノベーション創出を企図して設けられたことから、同社グループの社員はもとより、テナント勤務者やテナントへの来客、ビルのメンテナンスや清掃に従
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