SOMPOHD 23年度末決算 修正利益91%増で過去最高の2910億円 海外で資産運用けん引し697億円の増益
SOMPOホールディングスが5月20日に発表した2023年度通期決算によると、連結経常収益は前期比9.0%増の4兆9336億円となった。このうち、正味収入保険料は同0.5%増の3兆6904億円、生命保険料は同1.5%減の3118億円だった。連結経常利益は同885.8%増の4880億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1475.1%増の4160億円。修正連結利益は同1388億円増、過去最高益の2910億円を計上した。23年度の株主還元では、配当989億円に加え自己株式取得770億円を実施し、総還元額は1759億円となる。24年度の修正連結利益は2550億円と見込む。
24年度の通期連結業績予想については、正味収入保険料は対前年8.5%増の4兆30億円、連結経常利益は同34.4%減の3200億円、親会社に帰属する当期純利益は同44.7%減の2300億円、1株当たり当期純利益は232円88銭(同社は24年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施。24年度の連結業績予想における1株当たり当期純利益は当該株式分割の影響を考慮している)。修正連結利益は一時的に減益となる見込みだが、国内損保は先行投資(システム開発等)や自動車保険
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あいおいニッセイ同和損保は4月18日、学生に対して企業や業界の情報提供を行うオープンカンパニーを、産学連携協定を結ぶ香川大学在学中の学生を対象に、メタバース空間を活用して実施した。このオープンカンパニーは、アバターに扮(ふん)した参加学生が、メタバース空間内で同社社員の指導を受けながらグループワークによって保険関連サービスを企画・提案するという内容で、同日開催されたのは、その第3回目のグループワークとなる。当日は3人と2人に分かれた二つのグループが、それぞれ企画した保険関連サービスのプレゼンテーションを行い、本社の商品開発部門やマーケット開発部門の担当者がフィードバックやアドバイスを行った。同オープンカンパニーを企画した人事部採用グループ長の野口亮輔氏は、「学生の考えが新しい“CSV×DX”(データ・デジタル技術を活用し、価値提供を変革させるという同社の基本戦略)を検討するきっかけになればうれしい」と話す。
オープンカンパニーでは、第1回目のグループワークを4月4日に実施し、その後、4月11日、18日、25日と、最終回の第4回まで毎週グループワークを実施した。参加した学生は合計13人で、回を重ねるごとに同社社員の指導を受けながら、各グループで企画の完成度を高めていった。
今回、同社初の試みとして実施されたオープンカンパニーは、産学連携協定を結ぶ香川
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