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ホーム ニュースヘッドライン 2025年01月 ニッセイプラス少短 住宅ローン契約者・マンション管理組合向け 「近隣トラブル弁護士保険」提供

ニッセイプラス少短 住宅ローン契約者・マンション管理組合向け 「近隣トラブル弁護士保険」提供

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 ニッセイプラス少額短期保険(以下、ニッセイプラス)は1月6日から、中国労働金庫(広島県広島市)の住宅ローン新規契約者向けに、新商品「近隣トラブル弁護士保険」の提供を開始した。また、大和ハウスグループの大和ライフネクスト㈱(東京都港区)とマンション管理組合向けに「近隣トラブル弁護士保険(団体型)」を開発し、同日から案内を開始した。一方、関西電力との協業で2023年7月31日から販売を開始した「停電費用保険」(正式名称:停電諸費用保険)(本紙23年8月29日付)について、中部電力ミライズコネクト㈱(愛知県名古屋市)と協業し、24年12月16日から中部地域で販売を開始した。

 【近隣トラブル弁護士保険】
 ▽住宅ローン新規契約者向け
 中国労働金庫とニッセイプラスはマイホームを購入した人が近隣トラブルに遭遇した場合でも、より安心して新生活を送れるよう、共同で近隣トラブルによる弁護士への相談費用や訴訟時等の弁護士費用を補てんする「近隣トラブル弁護士保険」を新たに開発した。
 支払事由となる近隣トラブルの例として、①騒音・振動②異臭・悪臭③迷惑駐車④ゴミトラブル⑤ペットトラブル⑥いじめ・いやがらせ⑦ストーカー被害⑧盗撮・盗聴―を挙げており、このような近隣トラブルによる弁護士相談または弁護士利用を行いその費用を負担したことが支払事由となる。弁護士相談(法律相談)で要した相談費用につき1事案3.3万円まで(全額支払/通算上限10万円)、弁護士利用で要した弁護士費用の90%、100万円までを支払う。保険期間は1年間(自動更新)。
 両社では1月6日から、中国労働金庫の住宅ローン新規契約者に、6カ月間無料で「近隣トラブル弁護士保険」をプレゼントしている。ローン手続き時に同保険の加入手続きを行い「第三者による保険料支払特約」を付帯することで、中国労働金庫が6カ月間の保険料を契約者の代わりに負担する。7カ月目以降は、希望した契約者のみ、月額250円の保険料で継続できる。
 ▽マンション管理組合向け(団体型)
 大和ライフネクストでは、マンションの居住者が安心・安全な生活を過ごせるようニッセイプラスとの間で協議を重ねた中で、生活スタイルや価値観の多様化により複雑化している近隣トラブルへの対応が対処すべき課題の一つとして挙げられたという。
 アンケート調査によると、約4割の人が近隣トラブルを経験しており、具体的には騒音・ペット・共用部の利用等が挙げられた。そこでこのようなマンション内やマンション近隣との間で起き得る日々の生活トラブルを円滑に解決するため、弁護士に相談した際の費用等を補てんする新商品「近隣トラブル弁護士保険(団体型)」を共同で開発した。もしもの近隣トラブルの際に居住者自身が弁護士相談・弁護士利用をしやすくすることで、いっそう安心・安全なマンションライフを居住者に提供していく。
 支払事由は、前記住宅ローン契約者向け商品と同じ。マンション管理組合が契約者として加入手続きを行い、マンション居住者等を一括で被保険者とする。弁護士相談で要した相談費用について1事案3.3万円まで(全額支払/通算上限5万円)、弁護士利用で要した弁護士費用についてその70%、50万円までを支払う。ストーカー被害の補償を除いて契約日から5カ月間は不担保期間を設定している。保険料(60世帯のケース)は、初年度11万9400円、更新後16万6200円。払込方法は、一時払い・振込扱い。保険期間は1年間(自動更新)。

 【停電費用保険】
 中部電力ミライズコネクトは12月16日から、中部地域に住む人の防災意識向上を図ることで「顧客の安心・快適なくらしに貢献したい」という思いから、中部電力ミライズの電気を使用する家庭の顧客に対して「停電費用保険」を提供することとした。自宅での5時間以上の停電で発生する諸費用を最大1万円補償する。保険料は月額150円、払込方法は月払・クレジットカード払のみ。保険期間は1年間(自動更新)。18歳以上の個人で、主に居住する自宅で中部電力ミライズの対象の電気料金メニューを契約している人が対象。
 中部電力ミライズコネクトがニッセイプラスの販売代理店となり、中部電力ミライズコネクトが顧客から保険金を請求された際は、顧客の住所エリアにおける停電の実績情報をニッセイプラスに報告する。

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