東京海上日動 再生可能エネルギーのLooopと業務提携、住宅用太陽光発電促進の仕組み構築
東京海上日動は昨年12月28日、同社のGX戦略をさらに加速させるため、㈱Looop(東京都台東区、中村創一郎代表取締役社長)と業務提携契約を締結し、顧客の太陽光発電設備の導入を促進する新たな取り組みを開始したと発表した。Looopと共同で、保険を付帯した太陽光PPAモデル(0円ソーラーモデル)を提供する仕組みを構築した。
PPA(Power Purchase Agreement、電力販売契約)モデルは、初期費用とメンテナンス費用をかけずに、太陽光発電システムを導入できる仕組みのこと。Looopは再生可能エネルギーの発電から供給までの全てを一気通貫で手掛けるエネルギーサービス事業者で、両社の業務提携による太陽光PPAモデル(0円ソーラーモデル)では、東京海上日動が提携するハウスメーカーで住宅の購入を検討している顧客に対し、Looopが初期費用0円で太陽光発電設備を提供する。設備導入後、メンテナンスや修理はLooopが行い、修理費用は東京海上日動が提供する保険によって補償する。これによって、顧客は初期費用や運用中の修理費用・メンテナンス費用を払うことなく、太陽光発電設備を導入できるようになる。
多くのハウスメーカーにとって、自社施工物
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福岡県北九州市・門司に本社オフィスを置く生損保代理店の㈱インシュアランスバンクは、2008年5月に創業したまだ歴史の浅い会社ながら、営業社員が行き先に困らない会社独自のマーケット開拓や、「一顧客二担当者制」による高品質なサービスの提供によって実績を持続的に伸ばしている。現在、収入保険料ベースで損保約6億円、生保約10億円の合計16億円を計上している同社を立ち上げ、「人が辞めない会社」を一貫した事業方針に掲げる井上剛社長に、これまでの歩み、マーケット開拓や組織化のポイント、現状での課題や今後の展望などについて聞いた。
テクニックに引っかかって保険業界に
――保険代理店を始めたきっかけは。
井上 もともと保険会社に転職する前は広告代理店に2年半勤めており、26歳の時に保険会社で働いていた知り合いから「保険営業をしないか」と誘われた。全く興味がなく、お断りしたが、もう一度会いたいと言われ、話を聞いたがやはり断った。三度目に「もう一回だけ」と言われ渋々会ったら、同席した保険会社の統括部長という人から「もし入社するなら今から1カ月で引き継ぎしてもらわないと」と言われ、何を言っているのだろうと思い、はっきり断った。すると、「あなたのスキルを疑う」と言われて頭にきた。後で聞くと、当時のリクルートのよくあるテクニックで、なかなかなび
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