かんぽ生命 22年度末決算 当期純利益は38%減、新契約保険料は42%増と緩やかに回復
かんぽ生命は5月15日、2022年度末(22年4月1日~23年3月31日)決算を発表した。連結業績では、新型コロナウイルス感染症に係る保険金支払いの増加に加え、有価証券の売却損の増加によりキャピタル損益が悪化し、経常利益は前年同期比67.0%減、親会社株主に帰属する当期純利益は同38.2%減となった。個人保険新契約年換算保険料は同42.7%増と緩やかな回復にとどまった。23年度の連結業績予想については、経常収益5兆8900億円(前期比7.7%減)、経常利益1400億円(同19.1%増)、当期純利益720億円(同26.2%減)、1株当たり当期純利益188円13銭と見込む。
かんぽ生命は4月28日に2月14日に開示した2023年3月期の連結業績予想の修正を発表し、経常収益6兆3200億円、経常利益800億円、親会社株主に帰属する当期純利益870億円、1株当たり当期純利益222円25銭としていたところ、経常収益6兆3700億円(+500億円)、経常利益1100億円(+300億円)、親会社株主に帰属する当期純利益970億円(+100億円)、1株当たり当期純利益247円91銭にそれぞれ予想を引き上げていた。連結業績予想策定時(22年12月末の経
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