朝日生命グループ 22年度決算、新契約保険料26%増341億円に 基礎利益はコロナ支払増等で85%減の63億円
朝日生命が5月23日に発表した2022年度決算によると、朝日生命グループ(朝日生命・なないろ生命)の新契約年換算保険料は前年度比26.4%増の341億円、うち朝日生命は営業職員チャネルで医療保険が伸展し202億円、なないろ生命は5月に発売した新商品が好調だったことから138億円となった。グループ基礎利益は同85%減の63億円。うち朝日生命は新型コロナウイルス感染症によるみなし入院給付金の増加およびヘッジコストの増加を主因として133億円、なないろ生命は開業から間もないため、新契約業績の伸展等に伴う事業費増加を主因として▲69億円となった。
朝日生命グループの新契約年換算保険料のうち、第三分野は前年度比30.5%増の302億円だった。朝日生命の新契約年換算保険料は同12.7%減の202億円、なないろ生命は同264.8%増の138億円。解約・失効・減額の合計から復活を差し引いたグループ消滅契約年換算保険料は同2.3%増の237億円だった。
グループの保有契約年換算保険料は、主に貯蓄性商品の保有減少により前年度末比0.5%減の5083億円となったが、うち第三分野については同5.4%増の2401億円と増加した。
保障性商品のグループ新
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三井住友海上あいおい生命は、今年10月に創業から12年目を迎え、グループ会社である三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保の両社が擁する国内最大級の損保顧客基盤を背景に持続的な成長を果たしている。4月には新たな取り組みとして同グループ会社である三井住友海上プライマリー生命(以下、「プライマリー生命」)と協働で開発した変額回払商品の提携販売を開始し、同社が掲げる中期経営計画の2年目にさらなる成長を目指している。同社営業推進担当の堂領英毅取締役専務執行役員に、2023年度の重点取組などについて話を聞いた。
――昨年度を振り返って。
堂領 元受成績では、法人向け商品販売が好調であり、事業承継・財務分析・人事労務の各種コンサルティングおよび事業継続力強化計画(事業継)認定支援等の経営課題解決に資する取り組みで中小企業の皆さまのお役に立つことができた。主戦場である第三分野においても、昨年11月に発売した医療保険・ガン保険が好評で、第4四半期で前年比140%水準の増収を達成することができた。コロナ禍3年目、第7波による感染拡大などにより、22年度のコロナ関連の支払いが160億円超となる中、収支計画に掲げた利益目標を達成できたのは、数多くの代理店の皆さまのお力添えの賜物で、紙面を借りてあらためて御礼申し上げたい。また、成長投資にも注力しており、100億円規模の投資
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